うちのクラスの【千年さん】 87
「なら思い切りやってやるよ美鳥」
「はうっ!んああぁっ!と、冬馬ぁっ!」
僕は一旦未羽ちゃんの存在を忘れて美鳥さんと本気でする事にした。この状況では未羽ちゃんと会話は勿論、彼女を見る事すら無粋というか美鳥さんに失礼な気がしたからだ。それにしても前回の鶴木家での未羽ちゃんや今日の姉妹の反応から名前呼びはそんなに良い物なんだろうか?
「美鳥、美鳥、美鳥ぃ!」
「うああっ!んぅっ、んんっ!あはぁっ!ああっ、ああああんっ!んんっ、んむぅあっ!ふああぁぁっ!と、冬馬ぁっ!あっ、ああぁぁぁああぁあっっっ!!」
「うわ〜。お姉ちゃん大丈夫?さっきよりイキ方が凄いんだけど?正気に戻ったら恥ずかしさで発狂しない?」
そんな未羽ちゃんの声も全く耳に入らず僕と美鳥さんは只管快楽に溺れる。
「はぁんっ!ああああぁんっ!!!!ああああぁ、イイっ、冬馬のいいっ、凄くいいっ!!!!気持ちいいっ!!!!」
涙を流し絶叫し、何度も全身震わせイキまくる美鳥さん。
「ああああぁんっ!!んあっんあっんっ、んんんんっっっ!!!!!」
キスしながらガンガン突き続けるとさらにイキっぷりが増す。
未羽ちゃんや凪沙ちゃん以上に効果抜群だった。
「ああんっ!んんぅっ!きっ、きもちよすぎてぇっ、はぅぁあっ!くっ、狂うっ!あぁっ!ひぅっ!あっ!あっ!あっ!」
「いくぞ美鳥!中に出すぞ!」
「ひゃあああぁっ!きてっ、きてっ!きでぇぇっ!」
「うおおおぉっ!」
僕は最後のフルスロットルに入り限界を迎えると最奥に捩じ込んだまま射精した。
「ひいぃぁああぁぁっ?!あっ、ああぁっ!で、出てるっ、冬馬のがあっ!あはっ、はぅぅっっ!んんくぅぅっ!あああぁああぁぁっっっ!!」
何もかもかなぐり捨てた美鳥さんの歓喜の悲鳴が部屋中に響き渡った。
美鳥さんを抱きしめながら最後の一滴まで絞り出し、一息つく。
「お疲れっ」
「すごかったな…」
虚ろな表情でベッドに横たわる美鳥さん。
「いやー冬馬くん最高だったよっ。あのお姉ちゃんがあんなにメロメロで堕ちちゃうんだから」
「自分でもびっくりするくらいだったよ…」
「この後が楽しみだよ〜。落ち着いたら頭抱えて黒歴史扱いで発狂するのか?冬馬くんを見て顔真っ赤にして貴方の事なんて好きじゃないからね!って見え見えの意地張るのか?と〜う〜ま〜ってデレッデレのベッタベタになるのか?楽しみ過ぎるっ!」
「本当に楽しそうでなによりだよ」
「うん、楽しいよ。でもね」
未羽ちゃんは不意に僕の手を掴んで美鳥さんを放置のまま自分の部屋に向かった。
そして入ると僕に対して壁ドン状態に持ち込み言った。
「私も色々我慢出来ないよ」
「い、色々と仰ると?」
「連続してあれだけイチャイチャ、ラブラブ、エロエロを見せつけられたらムラムラが止まらないよ!オマケに美鳥呼びだよ」
「未羽ちゃんにも前呼んだよね?」
「あの時だけだし、お姉ちゃんみたいに連呼してくれてないよね。シチュで鶴木呼びはあったけどさ」
「普段使わないから偶にが効くんじゃないか」
「それは同意するけど性欲抜きに乙女心という物もあるの。凪沙も絶対羨ましがるよ」
「善処します」
「ま、その話はまた今度にするとして今は私もお姫様抱っこでベッドに連れてってね」