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うちのクラスの【千年さん】
官能リレー小説 - 学園物

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うちのクラスの【千年さん】 82

「ああぁっ?!お姉ちゃん、まさか……冬馬くんに一服盛る気じゃないの?!」
「「はあっ?」」

いきなり意味不明な事を言い出す未羽ちゃんに僕と美鳥さんは困惑する。

「美鳥姉が媚薬か睡眠薬か何か変な薬、或いはアルコールを飲ませるつもりとでも?」
「……お姉ちゃんって、拗らせてるからもしかしたら」
「確かに!やりかねないね!」
「よーし表に出なさい二人共。その喧嘩買ってやるわ」
「お、落ち着いて下さい美鳥さん!」
「止めないで頂戴。この子達を甘やかし過ぎてたみたいだから」

僕は後ろから美鳥さんを羽交締めにして宥める。

「美鳥さん!この二人も悪気が有るわけじゃないですから!ちょっと天然が入ってるだけですから!」
「…………まあ、良いわ」

何故かアッサリ鎮まった美鳥さん。そんな彼女を見た妹達は

「やっぱり冬馬くんに甘いね」
「アレであんなに動揺するなんて、とっくにベタ惚れじゃない」
「アンタ達五月蝿い!」

煽る、揶揄う妹たちに対して怒りながら否定する美鳥さん。
だが、その表情はなんか、赤面してるし、ひょっとしたら。
あぁ、美鳥さんももしかしたら。そう言うところも素敵で僕は好きですけど。

「盛ってないのを証明するためにアンタも食べてみたらどうなの」
「最初からそうすればいいのにー」

未羽ちゃんだったらそういうの食べなくても勝手に発情するよ、と心の中で突っ込む。

こうしてワイワイガヤガヤしながらオヤツを食べてのんびり過ごして、夕方から気合の入った未羽ちゃんと凪沙ちゃんの合作調理が始まり、それを食べた。

当然、食べさせてもらう羽目になり、更には此方からも食べさせる事にもなった。喜色満面、或いは恍惚の表情を浮かべる未羽ちゃんと凪沙ちゃん。表情や動きが少々硬めでありながらも何処か楽しそうな美鳥さん。

美味しかった事は間違い無いけど随分と時間が掛かってしまった。

そして後片付けを終わらせると一気に空気が変わり、僕等は再び淫らな時間を過ごす事になる。


「ふちゅっ。んくっ。んちゅ、んふっ。んはっ、あはっ、ずーっとこうしていたいかもっ。好きっ、冬馬くん好きっ好きっ好きっ」
開始早々僕にキスの嵐を浴びせる未羽ちゃん。
ため込んでいたものを一気に放出してきた感がある。

「ふふっ。冬馬くんのおち〇ちんも元気になってる?ずっとこうなってた?私はずーっとお股濡れてたんだよ…イケない子だよホントに」
「そういうイケないところが好きなんだよ」

「ああっ、嬉しい。冬馬くん、んんっ、はむっ」
「冬馬さんっ、私もっ、んっ、はぁっ」

未羽ちゃんに刺激されたのか凪沙ちゃんも参戦してくる。二人が争う様にキスの雨を降らせる。

「はあ、いきなり飛ばしてるわねぇ二人共」

後ろから呆れ声が聞こえてきた。

「あむっ、んくっ、んちゅ、お姉ちゃんこそ、その格好は何?」
「自分一人だけ下着姿になっておいて人の事言えるの?んっ、ちゅぅっ、んぅっ」
「だって場所無いからする事無いんだもん」

美鳥さんはそう言いながらもカーペットの上に胡座をかいている僕の背中に抱きついてきた。
そして下着越しながら豊乳を擦り付けてくる。

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