うちのクラスの【千年さん】 68
呆れて嘆息する美鳥さんの横顔もなんだか美しくて。
「ちょっ!?まだおっきくなんのっ!?」
「お姉ちゃん驚き過ぎ」
「だ、だって、冬馬くんってどこまで規格外なのよ…」
「ごめんなさい。でも美鳥さんが可愛すぎたから」
「ほ、褒めたって何にも出ないよ!?」
「このままだと冬馬くんもかわいそうだから抜いてあげなきゃね」
「ごめんね未羽ちゃん」
僕の前に跪く未羽ちゃん。それをちょっと羨ましそうに見てそうな美鳥さんがいた。
「あれ、美鳥姉?どうかしましたか?」
「何よいきなり?」
「いえ、なんか羨ましそうと言うか物欲しそうな表情だったので」
「へ、変な事言わないでよ」
「では美鳥姉は未羽姉が羨ましかったり、冬馬さんに御奉仕したかった訳では無いと?」
「あ、当たり前でしょう」
「なら私が参加しても問題ありませんね」
「は?」
「未羽姉、私も御一緒します」
そう言って凪沙ちゃんも僕の前で跪いた。
「了解。なら凪沙はそっちからね。私はこっちからいくよ」
「では冬馬さん、失礼します」
こうして未羽ちゃんと凪沙ちゃん共演のフェラチオが始まった。
「んちゅっ、んくっ、れろっ」
「ちゅっ、ぺろっ、んぉっ」
ダブルの刺激。
美少女姉妹に肉棒を舐めさせているという最高の瞬間。
もうそれだけで射精してしまいそうな勢いだ。
「んっ、んっ、わっ、まだおっきくなる?」
「ホント、んッ、別の生き物みたいですよねっ、んッ」
「人畜無害な冬馬くんがこんな凶悪なもの持ってるんだから」
「ギャップ萌えですね」
「ど、どうなんだろ…」
後ろの美鳥さんは、なんかやっぱり、ウズウズしてるような、そんな感じがするのだが。
「美鳥さんもどうですか?」
「何がよ?」
「さっきから羨ましそうだったりウズウズしてたりしてるので」
「き、気のせいよ」
「お姉ちゃん素直になりなよ。もうバレバレだよー」
「と言うか隠せてると思ってるのが滑稽ですよね。今の美鳥姉を見て誤魔化される様な人は人間失格レベルですよ」
「ねえ、今の私ってそんなに物欲しそうに見えるの?」
「はい」「うん」「見える」
「……」
僕等全員に即答された美鳥さんは唖然としてる。
「冬馬くん、フェラチオしてってお願いしてあげてよ。そうしないとお姉ち『駄目です』凪沙?」
「自分の面子だか見栄だか知りませんがそんな物を優先して冬馬さんに尽くせない人に冬馬の相手たる資格は有りませんね。そんな甘えた考えの人に冬馬さんの御奉仕はさせられません」
「成程、それもそうだよね」
「冬馬さんに対して全てを捧げるのは大前提ですし、冬馬さんに対しては誇りだの面子だの体面だの尊厳だのは投げ捨てる物です。冬馬さんに恥をかかせない為に周りに対して必要な誇りや気高さとかなら話は別ですが」
「うんうん。私達は表向きは彼女、恋人だけど実際には冬馬くんの玩具でペットで性奴隷なんだから、その辺りは自覚してもらわないとね」
「全くですよ。私達に人権など有りませんし必要無いです。冬馬さんの為に生きて冬馬さんの為に死ぬだけの存在です」
「…………アンタ達ちょっと狂信者過ぎない?マジでドン引きなんだけど」
「大丈夫ですよ美鳥姉。冗談ですから」
「そ、そうよね冗談にきまって『一割は』一割って何よ一割って?!其処はせめて“半分は”じゃ無いの?!」
「まあまあ。で、冬馬くんのオチ◯チンはどうするのお姉ちゃん?」