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うちのクラスの【千年さん】
官能リレー小説 - 学園物

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うちのクラスの【千年さん】 59

オドオドしながらも凪沙ちゃんは僕の顔を見上げる。

「冬馬さんは、素敵な人です」
「うん」
そう思ってくれるのはありがたい。

「未羽姉の彼氏だから好きになっちゃうのはまずいかなぁ、なんて思ったりもしました。ましてやエッチなことなんて」
「うん」
「でも…」

「でも?」
「私は貴方に愛されたいです」
「凪沙ちゃん……」
「美鳥姉には呆れられるかもしれないけど、冬馬さんは私にとっても運命の人の様な気がするんです」
「……」
「未羽姉は勿論、美鳥姉もいるから一番に愛して欲しいなんて言いません。でも二人の様に愛して欲しいんです」
「凪沙、よく言えたね。流石は私の妹」
「喧しい。はあ、結局凪沙も頭お花畑じゃないの」

満足気な未羽ちゃんと頭を抱える美鳥さん。

「全く、どうなっても自己責任だからね」
「良いんですか美鳥さん?」
「凪沙は引く気は全く無いわね。こうなったら誰にも止められないわね」
「マジですか?」
「私と未羽の妹よこの子」
「……説得力が強すぎますね」
「まあ、幸い私と未羽がいるからサポートしてあげられるだけマシと思うしか無いわね。凪沙、本来なら二人きりにしてあげた方が良いんでしょうけど流石に無謀レベルだから私達が手出しも口出しもするからね。ムードよりも失敗確率下げるのを優先するわよ」
「はい、お願いします」

決意した凪沙ちゃんはソファーに座る僕のところに近づく。

「冬馬さん」
「おいで」
「好きになって、いいですよね?」
「もちろん」

凪沙ちゃんの両腕が僕の首元に伸び、絡みつく。
そして僕の胸に飛び込む凪沙ちゃん。
あの2人の妹だけあって柔らかい部分が身体にもろに当たる。
将来有望だ。

「んっ、ふぅぅっ、んくっ、ちゅっ」
凪沙ちゃんから僕の唇に吸い付く。

「んんっ、はぁっ、キスって気持ち良いんですね。んっ」
「慣れたら舌も入れて絡ませて合うと良いよ」

未羽ちゃんに言われ凪沙ちゃんは舌を入れてきたので応えてあげる。そして互いの舌が絡み合う事で凪沙ちゃんの息が荒くなっていく。

「ところでそろそろ服を脱いだら?もう遅いけど密着すると汚れるわよ。冬馬くん今迄ので色々な体液が付いてるから」
「んっ、分かった」

凪沙ちゃんが離れて服を脱いでいく。しかし流石に恥ずかし過ぎたのか下着姿で止まった。

「えっと、その、全部だよね?」
「当たり前じゃない。少なくとも下は脱がないと最後まで出来ないでしょ」
「そうだね。ズラしてする事も出来るけどショーツが駄目になっちゃうかもしれないよ」
「そ、そうだね」

凪沙ちゃんは後ろを向いてブラを外し、若干ぎこちなくショーツも脱いだ。そして胸とアソコを腕で無理矢理隠しつつ振り返った。

「え、えっと、美鳥姉や未羽姉と違って貧相ですみませんが……」

凪沙ちゃんはそう言って自信無さ気に腕を下ろして全てを晒した。流石に姉二人と比較したら劣るけど中学生離れしたグラマーなのは間違い無い。下手な大人よりも良い身体付きだろう。

「凪沙ちゃんレベルで貧相なんて言ったら世の女性達に怒られるよ」
「でもそこの二人と比べると……」
「相手が悪過ぎるだけだよ。凪沙ちゃんもあと数年したら互角に渡り合えるって。少なくとも僕には十分魅力的だよ」
「そうだよ、冬馬くんのオチ◯ポもそう言ってるよ」
「中学生相手にガチで勃たせてるって考えたらかなりヤバい話よね」

美鳥さんの意見は否定出来ないけど、凪沙ちゃんのスタイルは下手な女子高生や女子大生よりも上だから仕方が無い事だと声を大にして言いたい。

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