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うちのクラスの【千年さん】
官能リレー小説 - 学園物

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うちのクラスの【千年さん】 58

「うぁっああっ!んんんんっっ!!あはぁっ!ああっ、ああっ、ああああんっ!んんっ、ふああぁぁっ!んあああっ!!」
「うおおおぉっ!出るっ、出るっ、出るっ!」
「あああぁっ?!で、出てるっ、あはぅぅっっ!おっ、お腹ぁああぁぁっ!んあああああぁぁっっ!!」

僕の精液が美鳥さんの中に侵入して内部を駆け巡る。 

「はああああぁっ!熱いのがぁっ!お腹の中にぃっ!はあっ、はあぁあああぁああぁぁっ!!」

僕の精液を体内に受けた美鳥さんは大絶叫と共に僕の方へ倒れ込んでくるのだった。


「はあ、全く、とんでもないわね」
「凄かったでしょう」
「未羽が威張ってどうすんのよ」

半分意識が飛んでた美鳥さんが落ち着くまで数分かかった。その間未羽ちゃんはニッコニコで凪沙ちゃんはオロオロするばかりだった。

「で冬馬くんとの感想は?」
「未羽のゾッコンの理由がよく分かったわ。そりゃ他の男なんか眼中に無くなるわ」
「私が好きなのはエッチが凄いだけじゃ無いけどね。優しい所とかさ」
「どの道この子としちゃったらもう他の男じゃ絶対満足出来ないわ」
「で、でも、美鳥姉。その、さっきは気が狂いそうな感じだったのに大丈夫なの?あんなになって、また冬馬さんと出来るの?」
「別に不快だったんじゃないからね。気持ち良過ぎただけだから」
「そういうものなの?」
「小さい頃は甘口カレーが美味しかったとしても大人になって辛口カレーを食べる様になると甘口なんか食べられなくなる、みたいなものよ」
「刺激が足りないから満足出来なくなっちゃったって事?」
「そういう事。流石にバージンの凪沙には劇物過ぎるわね」
「そんなに心配しなくても大丈夫だよ。私も初めてだったけどすぐに慣れたよ」
「だからアンタは冬馬くんしか知らないから基準がバグってんのよ!さっきのカレーで言うなら、カレーを食べた事無い幼稚園児にいきなり激辛を食べさせようとする様なものなの!絶対に食べられないとは言い切れないけど、現実的には不可能に近いでしょう?普通じゃ有り得ない無茶苦茶だから下手したら一生物のトラウマになるわよ!」
「つまり、初めてで上手くいった私と冬馬くんは相性バッチリって事で、運命の出会いだったんだね!」
「……未羽、あんたねぇ」
「無駄だよ美鳥姉。未羽姉はこういう人なんだって」
「呑気と言うか超ポジティブと言うか……」
「頭がお花畑だけど信じられない強運だから、何故か平気で世の中渡っていけるんだよ」
「世の中不平等よね」
「でも未羽姉になりたい?」
「少なくとも幸せにはなれるんじゃないの?周りがどうなるかは別として」

未羽ちゃんに対して呆れ返る美鳥さんと凪沙ちゃんであった。

「さて」

美鳥さんとの濃密なひと時が終わって、未羽ちゃんが次に視線を向けたのは―

「凪沙、どうする?」
「なんか今までずーっとボーっとしてるみたいだったけど大丈夫?無理しなくても―」
「お子様の凪沙にはちょーっと早いよねー」

おい、また煽るようなことを言うな未羽ちゃん。

「わ、私、は、美鳥姉や未羽姉みたいに、その、経験、あるわけじゃないし…」

うん、僕も無理にとは言わない。

「で、ですから、その、優しくお願いします」
「え?」
「ちょっと凪沙、流石に止めときなって。未羽の事は気にしなくて良いよ」
「そうだよ、凪沙ちゃんはまだ中学生なんだし」
「未羽のもそうだけど私のやられっぷりも見てたでしょ。凪沙には無理だって」
「でもいつかは通る道だし」
「初心者には無理だってば」
「でも、初心者を脱却するには他の男の人とするか、バイブで破らないといけないんだよね?」
「ま、まあ、そうなるわね」
「冬馬さんとする為に他の人とするなんて嫌だし、人間ですらないバイブも嫌だよ」
「でもねえ……」
「結局、早いか遅いかの違いでしかないんだよ」
「いや、普通に早すぎるし、そもそも僕としなきゃならない義務は無いよね?いつかもっと良い人に出会うだろうし、その人との思い出の為にも今ここで無理する必要は無いんじゃないかな?」

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