「「おおー」」

美鳥さんと凪沙ちゃんがそろって声をあげる。

「冬馬くんはいい子だわ」
「未羽姉の闇の部分も愛せるならそれはそれで大した男だと思います」
「あはは、認められて嬉しいかな」

話してる内容はアレだが常に笑顔が絶えなくて、姉妹仲もよさそうで安心した。

「こうやってお話してる間もおち〇ちん勃っちゃったりするでしょ？」
「ちょ、ちょっとそれはっ」

「未羽の御自慢の冬馬くんチ◯ポがどんなモノか見てみたいなぁ」
「おおっ、身内以外は生で見た事無いんでどんな感じか見てみたいですね」
「んもう、しょうがないなぁ。じゃあ見て驚かないでね」
「待て待て！勝手に話を進めない！男女逆ならセクハラだのなんだので通報案件でしょ？！」

早速始まったよこの姉妹。

「良いじゃん、減るもんじゃ無いし」
「なら逆にそう言われたら見せるんですか？」
「誰にもでは無いけど、君なら良いよ。等価交換って事で」
「わ、分かりました。取引には対価が必要ですもんね」
「うん。二人共良い心がけだね」

積極的な姉と妹に満足の未羽ちゃん。こうなったら未羽ちゃんも止まらないし、残る二人も同様だろうな。心の中で溜息を吐きながら腹を括った。僕は立ち上がりズボンとパンツを下ろした。

「デカッ？！マジッ？！」
「おおっ」
「？！」
「うわぁ、凄いねコレは。ＡＶで出て来る巨根の外人並みじゃない。こんなので初体験したの未羽？初心者じゃキツ過ぎでしょうが」
「まあ、それなりに痛かったけどすぐに慣れたよ。それからはもう凄いのなんの！」
「そりゃあ慣れるまで行けたら最高でしょうよ。失敗したらトラウマになりかねないけど」
「……」

はしゃいでいる長女と次女に対して完全に沈黙している三女。

「凪沙ちゃん大丈夫？」
「流石に凪沙には刺激が強すぎるわね」
「まあ冬馬くんのを見たら驚くよね」
「じゃあ凪沙ちゃんが困ってるからお終いって事で」
「い、いえ！大丈夫です！」
「無理しな『大丈夫ですっ！』そ、そう？」

固まっている凪沙ちゃんを建前にして終わらせようとしたものの彼女の強い反応で止められなくなってしまった。

３人の視線が股間に集中してるせいで衰えるどころかさらに熱を帯びて膨らんでいる気がする。下手したら何もしてないのに発射するのでは、とすら感じる。

「………見てるだけじゃこっちも物足りなくなってきた」
「お姉ちゃん、我慢できなくなったらどうぞ」
「いや冬馬くんは未羽のものだし…未羽がどうやってこれを自分のモノにしたのかは興味あるし…」

「じゃあまず私がお手本を見せようかな」

そう言って未羽ちゃんは脱ぎ始め、あっという間に裸になった。

「冬馬くーん」

全裸の未羽ちゃんに抱き付かれてしまえば観客がいようと僕もその気になってしまう。どちらからともなく僕らはキスをする。軽く重ね合わせる。それをチュッチュと何度もやる。そしてディープなのに移行する。チ◯ポ丸出しの男と全裸で抱き合ってディープキスする次女のカップルに、長女と三女は熱い視線を送る。

「ほおぅ。やるじゃない未羽」
「こ、これが大人のキス」

そしてキスをしながら僕の上半身の衣服を脱がせようとする未羽ちゃんに合わせて僕自身も脱ぎにかかる。
互いに全裸になって近くのソファに座り込んで改めてキスをしつつ相手の身体を弄る。