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うちのクラスの【千年さん】
官能リレー小説 - 学園物

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うちのクラスの【千年さん】 25

ラブホをチェックアウトして、2人で繁華街を並んで歩く。
まだ時間が早かったのか人通りも少なめだし、お店も開店前のところが多い。
ちょっと前に一緒に本屋に寄ったりもしたのを思い出した。

ぎゅっ

「ん、何」
「ふふ、デートだからね」
未羽ちゃんが腕を絡めてきた。
そうすることでたわわに実った果実が僕の身体に当たるのですが。

「で、何処行く?」
「そうだねぇ、ちょっと時間も早いし取り敢えず公園にでも行こうか」
「了解」

あまり店も空いていないので近場の大きい公園に行って今後の予定を立てる事にした。

公園に入り目に入ったベンチに並んで座る。しかし座っても未羽ちゃんは腕を離してくれなかった。オマケに頭部を僕に寄せて全身で寄りかかってくる始末だ。別に嫌では無いし幸せだから一向に構わないんだけどね。

「ねえ冬馬くん」
「何」
「もしかして、オチ◯チン大きくしてない?」
「へ?」
「いや、何か膨らんでる様に見えるんだけど……」
「ああ、さっきから未羽ちゃんの御立派な物が当たってるからね。座ってからは更に密着具合が強くなったから……」
「流石にお外じゃエッチは駄目だからね。誰かに見られたら大変だから」
「分かってるよ。外でする事自体に興味が無い訳じゃないけど、流石に未羽ちゃんの裸を他の男に見せるのは絶対に嫌だからね」

「ふふ、そう言うとこはしっかりしてる冬馬くん素敵」
「いや、未羽ちゃんを僕のモノにした以上未羽ちゃんのああいう顔を見れるのは僕だけだって心に決めたんだからね」
「きゃー、ダーリンだーい好き」
「いくら小声だからって外ではそれを言うのはやめてね」

それでも未羽ちゃんが密着してる以上股間がムクムク膨らんでいくのはちょっと困るよね。
歩き方が不自然になったりしないか心配だ。

「何ならあっちにあるトイレの中でチャチャッと処理してあげるよ」
「場所とムードが……それに某芸人さんみたいにはなりたくないし」

「まあ、衛生面でも色々怖いしね。でも男の人も大変なんだね。皆普段から苦労してるのかな?」
「いや、基本一人で普通に行動してるなら大っきくなって困るなんてそうそう起きるものじゃないからね。僕も普段はそうだけど、未羽ちゃんに抱き付かれると反応しちゃうんだよねー。それに僕のってかなり大きいから一度勃起すると目立ち易いからコンプレックスだったんだよ」
「ああ成程、私も無駄に胸が大きくなって色々困って大変だから何となく分かるよ。周りの女の子達は羨ましがるけど私としては色々面倒だからもっと小さい方が良かったんだけど……そんな事を口にしたら顰蹙買うからねぇ」
「女性の巨乳みたいに男の巨根も男としてのステータスみたいなところがあるけど、面倒事が多いから人並み程度で良かったんだけどなぁ」
「でも私としては冬馬くんのオチ◯チン大好きだよ。個人的には正直小さくなって欲しくはないなぁ」
「僕も同じだよ。未羽ちゃんのオッパイは大きいままであって欲しいね。でも当人としてはさ……」

互いに似た様な苦労話に空気が微妙になるもののお陰で勃起も収まったのは皮肉かな。

そんな話をしてる間に時間も経った。
お店も開いてる時間になったし再び大通りの方向に向かって歩き出す。

「ふふっ」
相変わらず上機嫌で僕の腕をつかんで離さない未羽ちゃん。
クラスメートとかに出くわす可能性だってゼロじゃないからこっちはドキドキなんだけど。

「見たいお店とかある?」
「結構大きな本屋さんがあったなぁ、行ってみたかったんだ」

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