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香港国際学園〜外伝〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜外伝〜 80

『何っ!』
『…犯行組織はマティナルデン。うちとはここ、十年は折り合いが悪い。規模はうちと大差はないが、数多くの上級能力戦士がいる。十数人では足りなかっただろう…』
『…つまりは助けにいかないと、そう言うことかっ?』
『ああ…長老がお決めになった事だ。覆ることはない。忘れろ、デルカイザー。』
『ああ、忘れてやるさ。…犯人を皆殺しにしたらな!』
『…命令違反は厳罰だぞ?君の亡くなった父上の顔に泥を塗るのか?それに死んだ者は…』
『死んだと何故、決める?臆病者は、黙って接待でもしていろっ!』

玄人は乱暴に回線を閉じる。
「アルマティか…急げば一日だな。」
玄人は近くに停車していたジープに近付く。カップルが乗っており、運転席には浅黒い肌の男が乗っていた。
男が玄人に気付くのと同時に殴り飛ばし、女を車から降ろす。
「…緊急だ。借りるぞ?」
返事も聞かぬまま、ジープは高いエンジン音を鳴して発進した。




「んんっ!…ああぅ……うぅんふっ!」

アルマティ郊外のビルにて、数人の男達がまだ、二十歳になっていないであろう綺麗な金髪のブロンドを持つ少女へ己の肉欲をぶち撒けていた。
「へへっ…こいつ、最初は泣き喚いていたくせに今はほらっ…」
そう言うと男は少女の秘部に己を叩き付けた。
「はぅぁっ!いいのぉ…おちん〇んがぁ…いいのぉ!もっと突いてぇ…」
少女は涎を垂らし、快楽にひたる。
「よがり狂ってんぜ!ラミちゃんよぉ…そんなに良いかい?」
「いいよぉ…はぅ…あっ……もっとぉっ…」
「がははっ!鼻水まで垂らしてやがる!」
男達は爆笑する。
「やっぱりティオの再生能力で処女開通を何度もやったのが効いたなっ!」
「ああ。だけど、もう一人の方は…」
「あんなガキ、相手にすっかよ!」
「違えねぇ!だが、あの司令官は…」
「ああ、チョウ司令殿はロリコンの気があるらしい。しかも、奴さんは不能で牝ガキがよがるのを見て楽しんでるんだとよ!」
「うへぇ…悪趣味っすねぇ…」
男達は上司の噂の談笑に夢中になる。

(もう…こいつらに襲われてから…八日目?……夜かな…どうせ飽きたら…売られるんでしょうね……ぅぅっ…)

「うぁっ…ヒック……イヤだよぉ……うんぁっ……うぇ……」
「なんだ、こいつ?泣いてんのか?」
「んだよ…またか。興冷めだな…」
「だな。今日はここまでっと。酒でも飲むか?」
「おうっ、そうしようぜ!金も入ったしな!」
男達は精液やら汗やらで汚れたラミをその場に残して退出した。
「ひっ……うぇぇぁ…ヤダ……助けてよぉ…うっ…」
(デルカイザー…玄人…)
ラミは自分と似た境遇の少年兵を思い出し、涙した。

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