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香港国際学園〜外伝〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜外伝〜 68

「あぁ…また頂戴…強い牡の子種ぇ…。」
「あ…ぅ…。」
何度目の射精なのだろうか…結合部分からは、とても12歳の少年が放ったとは思えぬ量の白濁が溢れていた…。

学園施設0110区域…『百獣の森』…。

百獣の女王が君臨するという密林地帯…彼女とその家族の招待以外でその森に迷い込んだ者は『迎えが来た者』と『迎えに来た者』以外は永遠に森の中をさまよい続けるという。
但し一度その条件を満たせば彼女の『家族』と見なされ、自由に出入りが許される…。

つまり影汰と雪菜は今後自由にこの森を往来出来るのだ。
そんな感じで皐月が説明しながら二人の服と武器を持って来た。

「え〜と…じゃあもしアタシが影犬みっけらんなかったら…。」
「ん〜…『固い世界』(文明社会)のニンゲン達が言う伝説ってゆうか法則通りなら一生この森で…。」
あわわ…と雪菜は顔を青ざめさせた。
バリバリ都会っ子の雪菜に『野生のエル〇』の真似事なぞ出来るモノか…。

対して何時の間にやら『狼少年ケ〇』ばりに馴染んでいた影汰(この頃からワイルドな才能があった様だ)。
名残惜しそうに『森のお母さん』の乳房に顔を埋めていたが…ふと躯を起こす。

「あら?…どうしたのかしら?…」
そう言いながら影汰を見る紗季…そして何やら会話を始める。
精神崩壊状態の影汰と普通に成り立っている会話…むしろケモノに近い状態だからこそ、菜乃花家共通の動物と心を通わす能力が生きてくるのだろう…
「この子…『リツ』を探してるんだって…」
はて?…どうやら影汰の言葉を理解できたらしい皐月から聞いて、雪菜もまず記憶の中から『リツ』と言うワードを探す。

ちゅぽ…と吸盤の様な音を立てながら逸物を引き抜き影汰は立ち上がる。

『リツ』という単語を検索しながらも雪菜は、粘液をまとわり付かせうなだれたモノに意識が行ってしまう…蒼白い包皮は捲れ、赤味がかった立派な亀さんが露出している…。

剥いてやったのもオナ〇ーを覚えさせたのも(無論いぢめの一環で無理矢理)雪菜なのだが…サイズは既に昔お風呂で見た『パパのおち〇〇ん』レベル…。

…などと査定していた雪菜だったが…影汰が皐月から受け取った濡れタオルで身を清め、下着を着けた(女装用)辺りで我に返った。

「鉄田理都!!」
小学校をシメていた雪菜が唯一どーにも出来なかった、地黒に赤毛のワイルド娘…。
保健室でも述べられたが…雪菜がイヤガラセで影汰に制服パクらせようとした結果、何故か意気投合。
影汰は女装、理都は男装というカップル誕生に至った。

しかし…彼女は今頃、日本でごく平凡な中学生としての人生を歩もうとしている筈…影汰や雪菜が『能力者』として、この学園に入学している事さえ知らないだろう…。

複雑な想いに悼たまれなくなる雪菜の傍ら…影汰は制服姿(女装)に着替えていた。
「リ・ツ・サ・ン。」

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