PiPi's World 投稿小説

香港国際学園〜外伝〜
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 65
 67
の最後へ

香港国際学園〜外伝〜 67

「行って確かめる…行ってあの犬っころだったら…おいなりさん踏んづけてやるからっ!!…」
雪菜の言葉に皐月は柔らかく笑い、涼那は面白そうな表情をする。
とにもかくにも…その巣とやらに向かってみる事にしたのだ。


…森の中央部
広場になった所に一本だけそびえるとんでもない巨木…その巨木にいくつもの小屋が付けられている。
これが彼女達の『巣』らしい。
幹に付けられた梯子を上り最初の小屋へ、そこが玄関のようで、そこから直接やら釣橋やらで小屋が幾つも連なっている。

皐月に案内されるように奥に進むと甘い男女の声…少し広い小屋の中、積み重ねられた藁の上で男女が絡み合っていた。
女性は35〜25歳ぐらい、若いとも成熟してるとも取れる見事なスタイルの巨乳美女。
その美女に小柄な少年が絡み付いている。

少年は美女の乳に吸い付き母乳を吸っている(どうやら妊娠してる訳ではないが出るようだ)ようで、そのペ○スは美女の女陰に咥え込まれていた。
とは言え、自分の意思で腰は動かしている…甘えるように抱き付いている少年は、やはり影汰だった。

『あうぅ〜』しか言えない少年がたどたどしい言葉で『マ…マ…マ…マ…』と言いながら腰を動かしている。
どうやら美女…皐月ママの母性に惹かれて付いてきたのだろう。
この出会いが、影汰の精神が回復するキッカケになった出来事で…高校生になってからも影汰と菜乃花家の交流は続き、影汰は『森のお母さん』と呼んで慕っていたりする。
理都もそうだが、とことんママキャラに弱く、ママキャラに甘えるのが大好きな影汰であった…

影汰が漢に目覚めるのはもっと先の話…今はとってもヘタレな影汰であった。

そんな影汰に苛立ち肩を震わす雪菜…強く拳を握り締めてワナワナと震える様は、嫉妬にしか見えないが本人は気付いていない。
光樹に出会ってからは、完璧なまでに光樹ラブになってしまい…ドMな行為も悦んで受け入れる娘になったが、この時点では愛憎のバランスはかなり反対に傾いていた感もある。

「んはぁっ!…この子っ、可愛いのに…しっかり牡だわぁっ!!…」
悦んで突かれている皐月ママこと紗季さん…
能力は『アニマルリンク』…周囲十数kmのあらゆる動物と感覚を共有できたり操ったりできるAAAのハイパー能力者である。
通称『森のヌシ』、『百獣の女王』…学園島の森のボスである。
彼女が何故森で生活しているのか…しかも全裸で獣同然の生活をしているのかは謎である…
たまに森周辺で男子生徒が行方不明になる事件はあるものの、学園中枢は森を放置してきたのも彼女の存在所以かもしれない。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す