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香港国際学園〜外伝〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜外伝〜 46

何時の間にか『雪菜(攻)×羽音(受)』という公式が成立していた。

雪菜の元々の性癖に加え、高ランク能力の覚醒(ある意味ハイリスク・ハイリターンで微妙だが)の影響が見え隠れしている。

『自分に乗って良いのは自分より強い男』

…という事か。
実際、そんな連中は人格の良し悪しを別とすれば幾らでも居るのだが…雪菜の増長した自尊心はそれを認めない…。

ともあれ嫌々しながらも抵抗しない羽音に、愛玩犬の様な愛着を抱いていた。
ハーネスを雪菜側に固定すると当然、彼女にペニ〇が生えて羽音を貫く形になった。
それはセンサーでも内蔵してるかの様に、羽音の胎内を感じられた(無駄にハイテク)。
レズ講師とバイブ遊びでもしたのか…中学生にしては少々慣れてる気配はあったが、襞の具合は中々良さげ…だと理解出来た。

ゆっくり突き上げると、羽音は泣き出しそうな表情でのけぞる。
張り型を通して雪菜の子宮に、羽音の天井を突いた感触が伝わってきた…。

「ん…う…。」
「あ、ゴメン。」
奥の方はちょっと辛そうだったので加減する…こーいうのがすぐ解るのも女の子同士の利点…で、雪菜はビアンな世界にどっぷりハマる訳で…。

なるべく、ゆっくり目に浅い位置で加減しながら(どっちかと言うと雪菜の方が痛い)抜き挿ししてみると、次第に羽音の濡れ具合が増してきた。

腕立て伏せの様な姿勢で羽音を責める雪菜の姿は本当の彼氏彼女の様に見えた…。
絡み合いながら…ルームメイト同士、深く唇を交す…。

…ちゅちゅちゅん…全国的に、あ〜さ〜…。
…羽音と抱き合ったまま心地良いお目覚めの雪菜、サラと量子は帰ったようだ。

まだ胸の中で寝息を立てる羽音の頬をぷにぷにもてあそぶ。
時計は既に10時過ぎだが、まあいいやと羽音を抱き締めた。

…ぴんぽ〜ん…
…す、すみませ〜ん、自警団の者ですがぁ〜…

遠慮がちというか…少なくとも昨日の不良の仕返しではないようだが…逆ベクトルの嫌な雰囲気を口調から感じる男子生徒の声…無視。

間を置いて…一緒にいたらしい女生徒と話し合う声、そして今度は…。
…ぴぽぴぽぴぽ〜ん…
…居ないんですかぁ!?帰っちゃいますよぉ!?…

アホみたいなインタホン連打とカン高い女生徒の声。
帰ってくれ…というのが本音だが、一生立ち直れない程の罵倒を浴びせてやらねば気が済まない。
「黙れっ!!今行くっ動くな!!」

雪菜の一喝にドアの向こう、ビクッと固まる二人の姿が想像出来た。
雪菜は脱ぎ散らかした制服を拾い、申し訳程度に着崩す。
来客の二人はどんな奴か?声で…というより臭いでわかる。

不機嫌全開で蹴り開けたドアを、真っ青になりながら避ける二人が居た…。
背はどちらも雪菜より少し高い位か…ひょろっと青白いヲタ臭な感じ。
中等部二年のバッヂを着け、左腕に『自警団』の腕章…。

二人は気を取り直し、警察手帳でも見せるかの様に学生証を提示して、ぞんざいに自己紹介を済ませる。

そして自警団とやらの説明だ。

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