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香港国際学園〜外伝〜
官能リレー小説 - 学園物

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香港国際学園〜外伝〜 43

とりあえず三人が(多分)悪い奴でない事は理解出来た。この部屋から、えっちな声がウルサイ…様子が変だと駆け付けたらしい。

インド人…じゃないインドネシアから日本に留学していたサラ・ターム。
小太りの方は賀集量子と名乗った…常に何か食べている…。
向かいの部屋のネームプレートと一致する事を思い出した。

羽音を含めて三人共、卒業式以前に能力覚醒が発覚(羽音など地方局に能力を使用した映像が流れていたので大騒ぎだったようだ)。

それなりの事前連絡の上…卒業式が終わった直後、連れて来られたとの事。

因みに小学校時代からの知り合いの3人…学校は違うが学習塾(インド人モドキ?は日本語習得の為らしいが…)での知り合いで、3人共ビアンなお姉様講師に『開発』されたらしい。
どーりでかなりのテクを持ってるのも頷ける。
まあ、3人共に淫乱の素質を開化させられ、毎日ビアンな生活を送ってきて今に至る訳だが…羽音は素直に人前でオナれる雪菜を『仲間』だと思ったらしい。
雪菜もビアンにハマり気味なので強くは言えないが、いきなりは流石に戸惑うものがあった。

…仲間内のエロ話で…オ〇ニーの延長線で膜破ったり、レズに目覚めたなんて話も聞いてはいたが…。

「ま…彼氏が出来たら出来たでそっちとも…。」
「あぅう…リョウコぉ!サラを捨てるデスかぁ!?」

サラが量子の胸にすがり付く…小学生にして既にグレープフルーツ大。
とりあえず量子×サラ+羽音の構図に加わってしまった事実に頭を抱える雪菜だった…。
結局全員、光樹のイボちんの虜かつ世話焼きママとなる訳だが…。

「良きかな良きかな!だよっ!?男も女も仲良しで世界平和りん?!」
…とポーズをキメる羽音。

「アンタは仲良くしすぎ…初対面のルームメイト食っちゃうわ…。」
「…チョット可愛い男のコ見掛けるとホイホイついてっちゃうワ…。」
二人のツッコミに固まる羽音。
…この頃の羽音は相当な奔放さで…サラや量子を困らせていたようだ。

雪菜もただただ呆れ顔でヘコむしかなかった。
「オイオイ…アタシも遊びかよ…。」
「違うもんっ!」
ぷうぅ…とオーバーアクションで頬を膨らませ、雪菜を胸に抱き…バストインパクトを喰らわせる。
「うぷ!苦しい!重いっ!?」
「ゆっきぃははいねりんの王子様だもんっ!!」


羽音の…いや四人の王子様の登場はまだまだ先…。

そんなこんなで喧嘩といぢめ、女王様の真似事に明け暮れた小学生時代に別れを告げ…性と暴力の臭いを残すこの学園で新たな刻を開拓する雪菜…。
四人の少女達の笑いと共に夜はふける…。

『あぅ。』
「あ…お隣帰って来た…保健室か病院帰りかね。」
壁越しに声のした方を振り向く量子。
『あ〜っ』
…ぱた、がちゃん…
「何アレ?」
羽音のぷに責めから脱出した雪菜の問いにサラが答えた。
「能力の覚醒が悪くテ記憶喪失デスだよ…『あぅ』と『あ〜』しか言えないネ。」

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