普通の高校に女子限定クラスができた理由 94
「…大丈夫…続けて…」
恋は、今度は自らの、本当に続けてほしいという意思を持って応えた。
光一は応じる。
恋は変な声を出さないように耐え、息づかいを荒くしていく。
股間が加速度的に湿っていく。
次第にコツを掴んでいった光一はいろいろと考えながら恋が気持ちよくなるポイントを攻めていった。
光一の知らないところで恋の身体は火照り、感度を増していく。
(ああ、っ……ビックリするぐらいうまくなってる…っ)
光一の意外?な素質に戸惑い、声を我慢することすらできなくなる恋。
身体の奥がじわじわ熱くなり、膝を愛液が伝うほどに…
「あ、あぁあぁ、うあぁあああ…」
光一は、さっきから漠然と思っていたことが、もしかしたら本当にそうかもしれないと思い始めていた。
AVのようなものは今までいくつか見てきたが、それはフィクションであることは理解していた。
しかし、目の前の、リアルの女の子が、本当に、感じてくれているのか??
光一の遠慮気味のソフトな手つきが、逆に恋を今までになかった快感に導こうとしていたのだ。これまで無理矢理犯されるだけの経験しかない恋にとって未体験の領域だから、戸惑うのも当然のことかもしれない。
「ね、ねぇ、胸だけじゃなくて、こっちも、お願い…」
恋は光一の手を下半身へ促す。
光一は戸惑いながらも導かれる方へ手を動かした。そして、手にぬめっとした液体を感じる。
"これが、濡れてる、ってことなのか?!"
光一は少しずつその中へ指を進めようとする。
「あ、そっちより…こっち来てほしい…」