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普通の高校に女子限定クラスができた理由
官能リレー小説 - 学園物

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普通の高校に女子限定クラスができた理由 85


恋は表情ひとつ変えず上半身裸になったのだ。
光一も直樹も礼も、その瞬間言葉を失った。
光一は一瞬凝視したがすぐに視線を逸らし、礼は股間を手で押さえた。

「続けないの?」
「いや、ちょっと…」
恋に聞かれしどろもどろになる光一。

 「続けるよ」
 恋は動揺する男子をよそにカードを切って配った。
 下を向きながらプレイする男子3人、心配そうに見守る愛、そして変わらずにニコニコしている奈津美。
 再び光一が最初に上がり、恋と愛が最後の一枚を持つ。愛は恋とちょっと目があった。そして、恋が最後の一枚を出して、愛が最後になった。

愛が恋に向かって微笑んだ。

「負けちゃったわね」
「おあいこだね」

愛は下にはいていたジャージを脱いだ。

「いや俺、まだ何も言ってないけど…」
光一は伏し目がちに愛に告げる。
「でも、そういうことでしょ?」

「みんなはさ、女の子の裸見るの初めてなの?」
恋は男子3人に尋ねた。

 「うん、実は、そうなんだ」
 光一はやや俯いたままそう答える。直樹と礼も首を縦に振って肯定した。
 「そうなんだ、はじめて見たんだね、じゃ、次行こっか」
 恋はやや軽やかにそう言い、愛はカードを配り始める。

奈津美を除けば皆、一枚は脱がされているという状況。最初に負けた奈津美はその後はコンスタントに上位で上がっている。

さて、仕切り直しの一戦。
「誰かが全裸になったらそこで終わりだ」
礼が言う。
「わかったわ」
恋もそれに応じる。

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