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普通の高校に女子限定クラスができた理由
官能リレー小説 - 学園物

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普通の高校に女子限定クラスができた理由 83

恋が無言で、じっと光一の方を見る。
光一は鋭い眼光に一瞬怯えそうになる。

「えっと…こ、紺野さん、その…」
「なんでも命令していいのよね」
「は、はい」

「じゃあ、脱いで」
「えっ」
「そうね、服の上ね」

恋の表情が一瞬だけにやけた様な…直樹はそう思って愛に確認を取ると、愛も軽く微笑んだ。

 光一は、おもむろに長袖のシャツを脱ぎ去って周りをみた。服の上、とはどこまで含むのか判断に迷った。この瞬間の雰囲気では、じゃあ次行こう、という感じではなかった。光一はアンダーシャツも一気に脱いだ。
 女子側からちょっと驚きの声が上がったが、すぐに次の回に移る。


それから数回……恋の勢いが止まらず連戦連勝。一方で光一、直樹、礼の男子3人はそれぞれ一回ずつ負け。光一は下にはいていたジャージも脱がされてしまった。

(紺野さん、強すぎる)
(つーかあの人、絶対ドSだよ…)

恋の勢いはさらに続いたが、今度は愛が負けた。

「ふふ、私も脱がなくちゃねー」
「あ、愛はいいって…」
「この流れだったら脱がないと面白くないし不公平じゃない?」
「うー……」

 男子三人は固唾を飲んで愛の方をみる。奈津美はニコニコして、特に何も言わない。
 愛はジャージの上着のファスナーを下げて手早く脱ぎ、その下のシャツに手をかけた。
 「愛、さすがにそれは、いいって」
 「男子は二枚脱いだよ」
 愛はそう言いながらシャツを一気に取り去った。

なんらかの期待を胸に、男子3人は愛の胸元を凝視した。
ぷるん、と胸を弾ませながら愛は上のシャツを脱いだ。
黒のタンクトップの下着が姿を現した。

「ふふ、ブラだと思った?」

一気に視線を逸らし、俯く男子。

「もう、私は何も言ってない…」
「ルールに沿ったらこうなるんじゃない?」

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