普通の高校に女子限定クラスができた理由 62
「何度かやらせてもらったぜ、定期的に抱かせてくれるから最高だよ」
「ただ、な」
崇央が知宏に耳元でこっそり言う。
「なかなか亜優ちゃんとはできない」
「そういうことか」
そんな男子に桃子が一声かける。
「ねぇねぇ、この辺人も全然来ないみたいだし…」
桃子は道から少し外れた場所を視線で示し、そこを目指して道から出た。五人も続いた。
そして六人は少し崖になっているところを軽く飛び降りた。ここなら、もとの道をもしも人が通ってもみえないだろう。
桃子はふいに、知宏とキスした。
「私たちは、こんなふうに始めるんだ。亜優ちゃんとこは?」
バレー部の男2人にニヤリと微笑む桃子。
「積極的だね」
「亜優ちゃん、俺…」
健人が亜優の背後に立つ。
「私、先輩たちの相手ばっかりでね」
亜優は桃子に向かってそう言う。後ろの健人がその間に亜優のジャージの上から胸を揉み始めた。
「あぁん…なかなか相手してあげられなくてごめんねえ」
亜優は健人に向けてそう言い、健人に身を任せていく。
「亜優ちゃん、俺だってヤりたい」
崇央は前から亜優に近づく。
桃子と知宏はもう互いに上半身を露わにしていた。“出遅れた”と思った智里も急ぎ上半身の着衣を脱ぎ捨てて知宏の後ろから胸を押し付ける。
桃子と知宏はもう何度も唇を重ねあっては互いに見つめ合う、いいムードが出来上がっていた。
智里は知宏の背後からジャージを突き破りそうなくらい勃起した股間を手のひらで撫で回す。
「智里、こっちにおいでよ」
桃子が促す。
知宏の手は桃子の胸に伸びている。