普通の高校に女子限定クラスができた理由 53
「じゃあ。見てて」
凛音は柚月に小声で言った。そして、
「では、まず私が、やります」
凛音が、体を隠しながら湯船から立ち上がり、洗い場にあったスポンジとボディーソープを手にして男のうち年長と思われる方の前にしゃがんだ。
男は凛音の前で、その近くにあったプラスチック製の椅子に座った。
相変わらず股間は逞しく反り勃っている。
凛音はボディソープをスポンジで泡立てながらゆっくり丁寧に男の下半身周辺を撫でるように洗っていく。
「もっとココを、念入りにやってくれ」
男は自らの象徴である部分を突き出すように凛音に要求する。
「君の相手は私だね。初めてだったらこちらからやらせて貰おうかな」
若い男の方は柚月の背後にまわり、両肩をそっと掴む。
「……っ」
「小柄ながら、実に素晴らしい身体だ」
柚月はガクガクと震えた。
「怖がることは、ないよ」
柚月は口を固く結んで、何も言わないようにした。
その後男は一旦柚月から手を離してボディーソープを両手につけた。
そして、男は後方からいきなり柚月の両胸を両手で鷲掴みにする。
「ひゃああっ!」
柚月は思わず大声で叫び、身体を左右にくねらせた。
しかし男の手はその程度では離れない。
「抵抗しても無駄だ。そのうち君も気持ちよくなれるんだからな」
鷲掴みした手を動かし、男は柚月の胸を揉みまくる。
柚月は、離れようとすることは止めなかったが最初の声のあとは大声を上げようとするのを止めた。ここがどこで、声を上げてもどこに届くのかも分からなかったから。
男の指は柚月の乳首を刺激し始める。
「よし、ここからは、素手で洗え」
男の象徴をスポンジで磨いていた凛音に男は指示した。