普通の高校に女子限定クラスができた理由 29
男は親指で奈津美の乳首を突いた。
「ほうら、こんなに硬くなって」
「ちがう、ちがう…」
さらに男は脚を抑えた手をスカートの中に移動させ、パンティの上から奈津美の股間を前から後ろへ撫でた。
「いゃあぁ」
「こっちもこんなに、濡れているのは、何かな?」
奈津美のパンティはすでに湿り気……というよりは、びしょ濡れに近い状態だった。
男はニヤリと笑みを浮かべながら奈津美の耳に息を吹きかける。
奈津美の身体はビクン、と震えあがった。
「いや、イヤ、ダメ、ダメぇえ…」
「身体は正直なんだぞ」
男はパンティの中に指を潜り込ませ、直接刺激を与えた。
「あっ!あぁあああぁ、いやっ、いやああぁああっ!!!」
泉の方は、前にいた男の射精が終わり、一旦脚は閉じてもう一人の男に引き渡されるところだった。泉は全く抵抗するようなことはなく素直に動いていた。
奈津美の方も、もう抵抗する気力が薄れつつあった。
声は上げ続けているが、自由になった脚は動かそうとしていない。
男は奈津美を抱き寄せ、スカートの中に潜り込ませた指はそのままに、もう片方の手をシャツの中に忍び込ませ胸を揉みしだく。
「あああっ」
奈津美から甘い声が上がる。
「これがキミらの先生が何度も味わってきた快楽だ」
男はさも嬉しそうに告げる。奈津美にその言葉は届いていない。
泉は次の快楽までの少しの間、奈津美の方を見た。
"ごめん、私のせいで"
泉は口の中でそう言ったが、その言葉は誰にも届かなかった。
そして泉にとっての第二波が始まる。
奈津美の方は、男にブラジャーを放り投げられていた。