普通の高校に女子限定クラスができた理由 28
「言っておくが、もう逃げられないからな」
男は冷静に奈津美に言い放つ。
奈津美の手が小刻みに震えていた。
奈津美の後ろでパンパン、パンパン!と激しく何かのぶつかり合う乾いた音が響く。
そして泉が絶え間なく歓喜の叫びをあげる。
「………っ」
再び男の手が奈津美の胸に伸びた。
「手を出すなとは言われたが、あんなもの見せられて我慢できるわけがないだろ」
男の反対の手で奈津美の脚の動きが抑えられた。
そして男は奈津美のブラウスのボタンを2つほど外す。
「い、嫌…」
「叫んだってどこにも届かないぞ」
男はブラウスのあいたところから手を入れ、ブラジャーの下へと指を進める。
やんわりと包み込むごつごつとした冷たい手。
決して強引ではない手触りに奈津美の身体は硬直し、必死に感情を抑えようと努める。
だが、それは簡単にはいかなかった。
「………っ、あ」
「どんなに嫌がろうと、最後にはああなるのさ」
男は奈津美の身体を、泉の方に真正面に向けた。
「あああぁ…イク、イクゥ…」
奈津美は、開脚させられた泉が前に立つ男のモノで下から激しく突かれ、歓喜に叫び続ける光景を目の当たりにさせられた。
「うそ…うそ…」
「うそじゃない」
「ひゃあっ!」
男の手は奈津美の乳首を刺激し始める。
「あ、ああ…」
奈津美の身体が小刻みに震えだす。
男は手早く巧みに奈津美のブラのホックを外した。床に淡いピンクの奈津美のブラが落ちた。
「君の身体も正直だな」
「いや、イヤ、いや……」
奈津美は弱々しく首を左右に振る。頬には涙が伝った。