普通の高校に女子限定クラスができた理由 24
「は、はい」
知宏は日菜子に言われるままその席に横になる。
日菜子は知宏に跨り天井を向いて逞しさを取り戻したモノを、自らの中へと導く。
「お、おおっ…」
「あぁ、大きい、イぃ、いぃわぁ…」
日菜子は知宏と奥まで繋がったのを確認すると、ゆっくり腰を動かし始める。
知宏は、ぬちゃっというような感覚を覚えた。一瞬"これは先輩の液なんだ…"と思ったが、すぐにそんな感覚を吹き飛ばす快感が、その場所から知宏の全身へと拡がった。
「あ、ひ、日菜子、先輩、とっても、いいです!」
知宏は空いている両手で、日菜子の胸に触れた。日菜子の上下動により、自然に日菜子の胸が刺激されていく。
「あっ、ああっ!こっちも、すごくいいわ!」
日菜子の表情が快楽に歪む。
2人の交わりは次第に激しさを増してパンパン、と互いの身体がぶつかり合う音が響く。
「もっと、もっと動いて…ああっ、気持ちいい、気持ちいい!!」
「俺も…」
知宏は、今度は長持ちさせる、長持ちさせる、と頭の隅で唱えながら動いていた。でも、襲い来る快感は、程なく限界に達する。
「イキます!」
日菜子の中に噴き上げる知宏。二人は次第に動きのスピードを緩めていった。
知宏は起き上がって日菜子にキスをした。さっき自分の液を掃除したんだ、ということは、もう気にならなかった。
智里や桃子、知宏たちが服を着てそれぞれの後始末をして先輩が支払いを済ませ店を出たころにはすっかり日は沈み夜、かなりいい時間になっていた。
「智里、大丈夫?」
「うん。思ったよりも、よかった」
「そう」
「桃子、ちょっと疲れてる?」
「岩上部長、かなり激しかったの。でも、気持ちよかった」
翌日以降の水泳部は、より親睦が深まったという。