PiPi's World 投稿小説

普通の高校に女子限定クラスができた理由
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 150
 152
の最後へ

普通の高校に女子限定クラスができた理由 152

 浴室のくもりガラスの向こうにはぱっと見ても少なくとも二人分の人影が見える。しかし、巧はそれはあえて知らんぷりした。
 「お菓子追加で持ってきたよ」
 「ああ、ありがとう」
 巧は綾音と杏南の前に菓子の袋を置いて、彼女らに向かい合って座った。
 
 「昨日は風呂は大浴場行ったの?」
 巧は無難なところから話を始める。
 「ううん、ここで入った」

 その頃、浴室内は…
 

「お待たせ」
先に風呂に入っていた男子たちの後ろから、亜美羽が声をかけた。
基弘が反応して振り返ると、はっとして、思わず言葉を失う。

亜美羽は自分の身体を隠すこともしないで男子の前に現れた。
小柄ながら出る部分は出過ぎているほどのボディ。彼らには刺激が強すぎるように思えた。

 他の二人も一瞬振り返ってすぐに首を元に戻した。
 夕食前にすでにある程度この体を見ている遼も改めて正面からはっきりと見た全身に興奮は隠せない。下半身の部分がみるみる膨らんでいく。
 もちろん、初めて見る他の二人も。
 男子は後ろを向いているので亜美羽からまだその状況は見えないのが男子の恥ずかしさを多少軽減した。
 
 亜美羽が洗い場に足を踏み入れ、場所を開けようと手前にいた勝が湯舟に退避した。
 「次、シャワー貸してもらっていい?」
 「あ、うん」
 シャワーを浴びている遼は後ろを向いたまま応えた。

 
 「」
「せっかくだから洗ってあげてもいいけどね」
「そ、それはさすがに…」
「そう?」
亜美羽が突然予想外の提案をしてきて遼は焦る。
股間のふくらみがさらに大きくなりそうだった。

「えっ」
もうこの場所を空けよう、と思った遼の背中に柔らかな感触が襲い掛かる。

 「これでお互い洗い会えるよ。嫌?」
 亜美羽は、ボディソープを十分泡立てて付けた両胸を遼の背中につけて動かした。
 「あ、え、それは、嫌とかじゃなくて…」
 「じゃあ、洗うよ」
 亜美羽は遼の背中でますます胸を大きく動かしていく。

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す