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普通の高校に女子限定クラスができた理由
官能リレー小説 - 学園物

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普通の高校に女子限定クラスができた理由 148

 「じゃあ、後で」
 勝は首を傾げながらも巧たちの待つ部屋に帰った。

 「どうだった?」
 巧の問に勝は亜美羽との会話一部始終を説明した。
 「よし!いい情報ゲットありがとう。これで、望月さんの行動は8組が特殊だから、説は棄却!…じゃあ、田畑は望月さんとの連絡を待って、また一人で行ってみてくれ。それで状況を見て僕たちを呼ぶ」

さて一方、亜美羽の方はと言うと。
「田畑くん、遊びに来てくれるのかな?ほかの男子も来てくれたら…」
少しだけ期待を寄せていた。

「ふー、いいお湯だった」
「亜美羽も入る?さっき入ってたけど」
杏南と綾音が浴室から出てきた。
「もうちょっと後で。ところで…」

「一緒の班の男子が来るかもしれないんだけど、どう」

 「どう、って?昨日来た男子たちでしょ。来たらいいんじゃない」
 バスタオルで体を拭き終わった杏南は、パンティを穿きながらそう応えた。
 「うん、じゃあ、呼んじゃうよ」
 亜美羽は、勝に「みんなで来て」とメッセージを打った。
勝や遼たちその班の男子たちは亜美羽からの連絡が来て、そしてその内容を見て、おおいに沸いた。
「やった、作戦成功だ!」
「よし、行こうか」
「まだこれは第一段階だからな、大事なのはこれからだ」
巧は冷静にそう言った。

 「僕はしばらく部屋に残る。君たち3人で向かって、時々情報を送ってほしい」
 「「おお」」
 
 巧以外の三人が亜美羽たちの部屋に着いた時には、さすがに風呂に入っていた2人もジャージ姿に戻っていた。

 「広瀬君は?」
 亜美羽の問いに、勝が
 「あ、ちょっと用事があるみたいで、あとで来るって」
 と応えた。

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