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普通の高校に女子限定クラスができた理由
官能リレー小説 - 学園物

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普通の高校に女子限定クラスができた理由 147

夕食の時間が終わり、それぞれの部屋に戻る。
亜美羽と杏南、それに綾音の3人は真っ先に自分たちの部屋に戻って来ていた。

「さて、今日はお風呂いつ頃行こうか」
「ここの部屋のでもいいの」
「亜美羽、さっきも入ってたよね?」
「お風呂、大好きだから。何度でも入っていたいの」

 「ユニットバスに何回も入るの?私は大浴場の方がいいな」
 杏南は不思議そうに亜美羽に言った。
 「あ!でも、夕食終わっちゃったから、八組の番は一番後だった!」
 綾音が残念そうに頭を抱えた。
 昨日は杏南と綾音はどのクラスでも入れた夕食前に大浴場に行っていた。
 昨日の八組の番にどんなことがあったのかはこの三人は聞いていなかった。
 「早く入りたいな」
 綾音はユニットバスの中を見た。
 「何人かで入れるかな…一人洗い場で一人湯舟、なら全然入れそう」
 綾音は二人に向けて言う。
 「ねえ、亜美羽、亜美羽は一人で入るのが好きなの?」

「リラックスして、心が落ち着くからひとりのお風呂は好き。でもみんなで入るお風呂も好き」
「うん…結局どっち」
「杏南と綾音が先に入りたかったらどうぞ、だよ」

亜美羽は2人には内緒であることを期待していた。

 「ああ、じゃあ、お言葉に甘えて、入るよ。杏南もここ入る?」
 「あ…うん」
 綾音と杏南はバスタオルや着替えなどの準備をしたあと(ユニットバス内に脱衣スペースはないため)その場で服を脱ぎ、ユニットバスに入っていった。

 亜美羽は一人椅子に腰かけてスマホをいじっていると、扉をたたく音がした。
 亜美羽は扉の前に行って「どなたですか?」と聞いた。
 「あ、田畑です。今、部屋入っていいですか?」
 「一人?」
 「あ、はい」
 「今、お風呂入っている人いるから、ちょっとあとで」

「あ、うん。ごめん」
「大丈夫になったらまた呼ぶ。それまで待っていてくれる?」
「もちろん」
「そう。なら……田畑くん。キミ、お風呂はもう入った?」
「???ま、まだだけど…」
「そう」

勝は亜美羽の質問に首を傾げる。


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