「泉先生、私、気持ちいいですよ」
　あさなはやや無理して言う。それでも、井田の指が乳首に達すると自然に声が漏れる。
　「ああっ…」
　「おお、早速硬くなってきている」
　井田は片手をあさなの下半身に向かわせる。

数多の女を抱いてきてる指が、すぐにあさなの感じる部分を刺激する。
「んああっ」
「もう濡れてるじゃないか」
「ん、んっ…」
それはさっきまで相手していた男子生徒とのセックスを想定していたからだ、とはとても言えない。
あさなは言葉は返さず、愛撫を受け入れた。

「ああああああーっ」

叫び声が聞こえ、あさなは身体をビクッとさせる。
優が男性教師に抱え上げられ身体を揺さぶられていた。

　「こんなの…初めてぇ…」
　優は結合した状態で上下前後に揺さぶられていく。

　"あの子、どんな気持ちなんだろう…"
　あさなの瞳は優の様子に釘付けになっていった。

　「君、駅弁してほしいのか？」
　
優が犯されている光景に気を撮られていたあさな。唐突に井田が彼女の背後から尋ねた。

「ばっ……そんなわけ、っ！？」
「だが身体は正直だな」
「んああっ、それ、っ…」
濡れた蜜壺を執拗に撫でまわす指。ねちっこく、焦らすように巧みに這いまわり続ける。
あさなは井田の手に翻弄された。

　「ああぁ…」
　「よし、駅弁、やってやるか」
　井田は一度両手を離す。一瞬、あさなは逃げたくなった。でも"私は、手伝いに、来たんだ"と自分に言い聞かせて留まり、井田に身を任せ続ける。
　井田は、軽々とはとてもいえないふうにあさなを抱きかかえる。