普通の高校に女子限定クラスができた理由 128
「い、泉!」
その名前を発したことと同時に、奥村の最後の理性の糸が、切れた。
奥村の突起は、十分に準備ができている泉の場所に勢いよく入っていく。
「ひゃあ!奥村先生!うれしいです!」
「俺も、名前で呼んでくれ!」
奥村は泉を激しく突きながら叫ぶ。
「ああっ!雅人さん、雅人さん、イイっ!」
「最高だ!ずっとずっと前からあなたとこうしたかったんだ!」
「ああっ!すごい、奥まで来てるっ!」
パンパンと乾いた音が響く。
紗理奈はそんな2人の様子を見ながら自らの身体を洗い始めた。
その指は濡れた割れ目にあてがいながら。
「泉!イクぞ!」
その瞬間に結合を解く理性は奥村に残っていた。奥村から吹き出した液は泉の腹から胸へと落ちていった。
「雅人さん…ありがとう、ごさいます…」
泉は、目を閉じて、笑顔で、そう言った。
奥村は大きなため息をついた。
後ろめたさはあるが、ここまで満たされた行為は久しぶりだった。自分が淡白なのが妻に知られていたのかと不安に思っていたが、どうやらそうではないようだ。少し安心した。
「奥村先生」
一息ついた奥村を、紗理奈が呼んだ。
泉は、シャワーを浴びていた。
「はい…」
紗理奈は奥村のすぐ隣に来た。
「何か、沼尻先生すごい気持ちよさそうで。私にも、分けて、くれませんか?」
紗理奈は奥村の腕を取って、組むような動作をしてさらに近づいた。