普通の高校に女子限定クラスができた理由 121
「んああっ」
雅人の指先が優梨子の割れ目に到達する。
優梨子が身体をビクつかせ、小さな悲鳴をあげるのに驚いた雅人はいったん指を動かすのを止めた。
「いいよ、気持ちいいから、もっとして」
「うん…」
雅人の指先が再び割れ目をさすり、秘芯をこじ開けようと試みる。指の先端にヌルッとした液体がまとわりついた。
「大井、もう最後までいっちゃっていいんじゃないか?」
崇央のその声で雅人はその場の全視線が自分と優梨子に集まっていることに気づき、手を止める。
「いいよね。水口さん」
亜優の声に優梨子は小さく、しかしはっきりと、うなづく。
「えっと、今、持ってないけど」
「何を?」
智里が雅人に尋ねる。
「ゴム…ここでするなんて思わなくて」
「水臭いぞ大井、そんなの気にしないでいいんだよ」
崇央がツッコミを入れる。
「水口さん、生で大丈夫だよね?」
「うん」
あさなが優梨子に尋ね、優梨子は頷く。
雅人はこれまでぼんやり見ていたことを思い返した。
最後は外に出した男が多かったとはいえ、この場のほぼ全員の男が一度は誰かの中には入れたと思われる。その誰もが、ゴムをつけている様子はなかった。
「大井君、大丈夫だから」
優梨子は一旦雅人から離れてタイルの上に仰向けになる。
「きて」
優梨子は雅人に向けて言った。
雅人がいきり立つ自身の下半身を近づけ優梨子の秘唇に押し当てる。
愛液で滑る。
「大井くん、一気に、だよ」
亜優が雅人の背中を押して言う。
「ん、んっ…!」
雅人の先端が入る瞬間、優梨子が顔をしかめた。