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普通の高校に女子限定クラスができた理由
官能リレー小説 - 学園物

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普通の高校に女子限定クラスができた理由 114

 吉岡は紗理奈の体を引き寄せる。そして一時的に右手を離して自らの一物の場所を合わせて紗理奈の中に送り込んでいく。
 そうして再び両手で紗理奈の腰を持っていきなり勢いよく前後させる。
 「ひゃあぁ!あっ!ああっ!」
 風呂場全体に響く声を上げる紗理奈。
それと同時に吉岡と紗理奈の身体が激しくぶつかり合う、パンパンという乾いた音が風呂場全体に響き渡る。
りんねは口元を手で覆い、エリカは苦々しそうにその光景をじっと見る。井田の指攻めにあっているかすみは快感に堪えながらも必死に耳をふさぐ。教頭に何度もイかされた泉には、その声は届いておらず、ぐったりお湯に浸かっていた。

「ああああっ、ああっ、はぁああああっ!!!!」
吉岡は周りの目を気にすることなく、紗理奈と激しい絡みを展開する。


 その頃、雅人は一人で、女子が本来の女子風呂に行くように誘導していた。しかし、外から帰ってすぐ、夕食前にすでに入った人も多く、あまりたくさんの人は通らなかった。
 「奥村先生、こんなところで何してるんですか?」
 桃子がやってきて雅人に訊ねた。実は雅人がここに立って誘導している、という話を聞いて何かあったんだろう、と情報収集に来たのだ。
 「おお、澤田、風呂入るなら、本来の女子風呂に行くように」
 「八組は両方入っていいはずですよね…」

桃子が訝しむ。
「今の時間は本来の女子風呂を利用してくれ」
「何か理由があるんでしょうねぇ」
桃子の後から智里と亜優がやってきた。
2人も雅人を疑いの目で見ている。

「引率の先生方も風呂を利用している」
「あれ、時間を別々にしてって聞いたような」


 「もしかして、男の先生方が女子と入ってる、とかですか?」
 一番後から追いついた亜優がちょっとにやっとして言った。完全な、当てずっぽうだった。しかし、雅人は応えず三人から目をそらす。
 「そうですか…先生方がそうなら、私たちも、女子風呂に男子呼んじゃっても、いいですよねぇ」
 桃子の畳みかけるような言葉に雅人は、目をそらしたまま、苦しそうに応える。
 「もう…入ってる女子もいるから…ちゃんと、話し合うように…」

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