普通の高校に女子限定クラスができた理由 11
高校入試に行かなかったことを咎める人は誰一人としていなかった。
むしろ恋が無理して行こうとしたら誰かが止めるくらいの出来事だっただろう。
1年という期間の中で恋は心の傷を癒しながら再び受験勉強を始め、現在に至るのだ。
恋を襲い純潔を奪った2人の男は1カ月後に逮捕された。
恋以外にも十数人の女子中高生が同じ被害に遭ったと、その時のニュースが伝えていた。
朦朧とする意識の中、恋はいろいろなことを頭に巡らせた。
あの林は、いくつかの中学校区の共通の抜け道だった。
もしかしたら、今のクラスメートにも、自分と同じ目に遭った子がいるのだろうか…
そして、あの時は封印していた、あの時痛かっただけでない、理解できなかった感覚…それを、今わかろうとしているのだろうか…
「いいだろう、そういう覚悟があったんだな」
背後の男はそう言って恋の濡れた割れ目に指を這わせ表面を撫でる。
「ああっ、いやっ、はあっ」
「嫌なのか?それでも身体は正直で、どんどん汁が垂れてくるじゃないか」
「ううっ、ああああっ」
恋の背中がビクッと快感に震えた。
「ああっ!イクっ!イクっ!イクぅううううっ!!!!!」
部屋の中では泉が休む暇なく犯され続けていた。
「顔に出してやる」
泉の方からそういう声が聞こえる。
一人の男が泉の顔の方に移動すると休む間もなくもう一人の男がその場所を占めた。泉は声を上げ続ける。
「ほしいか。くれてやろう」
男はもう片方の手も下半身に移した。
恋は男の両手に持ち上げられ、その濡れた場所に熱いものが迫ってくるのが、スカートの影で見えなくても恋は感じた。
「あ、あっ、うあっ、ん…」
熱く、硬い何かが自分の中に押し込まれる。
相手の男の顔が気になるが、意識がぐらついてはっきりわからない。
その間に激しい衝撃が訪れた。
「あああっ!くあああっ!」
「見た目は当然、締まりも最高だな!」
男は高笑いしながら恋に自分自身を激しく打ち付ける。