危険な隣人 26
「じゃあご主人様、口を開けて頂けますか?」
アキラに美香代が頼んだ。素直に口を開け目を閉じるアキラ。
「失礼しますね」
美香代の顔が近づいてくる気配がする。更に息も感じて来た。
(はむぅっ)
アキラの口内に美香代の舌が差し込まれて来た。それが最初は恐る恐る。徐々に活発に蠢き始めた。
歯茎や歯茎の裏側に長い舌を密着するように這わせて、じっくりと舐めまくってくれる。
まるで歯垢まで舐め取ろうと舌が活発に蠢く。
あっという間に、口の周りが美香代の唾液まみれになる。
甘ったるい吐息、とろとろの唾液が流れ込んできた。
(ごっくん!)
(甘くてジュースみたいだ)
美香代はアキラの口の動きから、唾液を飲んだことに気が付く。
「ご主人様。美香代の唾液、美味しいですか?
実は、フェラチオやキスの時の唾液。汗、愛液も、オシッコもですが…。
男性が飲めるくらいに美味しくないと、男を悦ばせることを出来ない言われて体質改善されたんです。
毎日、怪しい薬を飲まされ、全身に成分の分からないオイルを塗られました。
おかげで、別れた後も興奮すると全身から甘い匂いがするようになってしまって…
柚希を産んでから10年以上、性欲を我慢していたのに…」
ああ、だからか。
美香代と初めて会ったとき、めちゃくちゃエロいいい匂いがして勃起してしまった。
おかずにして10回抜いてもおさまりがつかなかったのは。
「俺、凄く好きです。この匂いも、甘い唾液も。
もっともっと、俺にキスのご奉仕してください。」
「はいっご主人様喜んで」
美香代は満面の笑みを浮かべ、キスをしながら次々に甘い唾液を口内に注ぎ込んできた。
美香代の唾液は本当に甘く、それでいて全く飽きない未知の味だった。飽きないどころかもっともっと飲みたくなる。まるで麻薬だ。
「なに二人の世界に浸ってるのよ。」
美月と雪美に額を小突かれてしまった。
「あっ、ええと・・・、その…」
「私のこと、好きだって聞いたけど、ウソだったの?」
「私も毎日、フェラチオしてあげていたのに。」
「いや・・・。俺、美月さんのこと大好きです。
姉さんのふぇらも・・・」
「…」
「…」
「アキラくんが夢中になるの判るわ。
美香代さんのキスって、女の私から見ても凄く気持ち良さそう。」
「フェラチオの時の舌の動かし方、私はただ舐めているだけだったわ。参考になるわ」
「…。そうね、私だけご主人様を独り占めしては申し訳ないものね。
美月先生、お姉さんの雪美さん。挿入するだけがセックスではないのよ。
男性の体全て、愛して差し上げること。
自身の体液で男性の心を満たして差し上げること。
それが大事なのよ。
でも二人共、性には未熟なようね。
私が教えてあげるわ。
柚希、瑞季いらっしゃい、交代してご主人様を愛してね」
「はあぃ、ママ。」
美香代が離れて、柚希がアキラにキスをして、瑞季がフェラチオをする。
「くうっっっ、これはっ!」
柚希のキス、瑞季のフェラチオ。美香代に勝るとも劣らない。
柚希も瑞希も美香代からフェラの指導を受けて、みるみる上達していった。つい最近まで二人とも処女だったとは信じられない。
「ご主人様気持ちよさそう」
美月がアキラの顔を覗き込みながら言った。
「う、うん。なんかチンコが吸い込まれてる感じがして不思議な感じなんだ」