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生贄の苗床が神獣様に溺愛されました!
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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生贄の苗床が神獣様に溺愛されました! 10

〈ここに来てまで餌のことを考えるとは。やはりまだ幼子よの〉
飽きたれように言い、更に笑う。思わず
「あの、何がおかしいんでしょうか?」
と聞いた。
〈成熟せし苗床は、我らとの行為により栄養を得るのじゃ。従って、餌を食さずと良い。まあたまにお主のように餌を食べる者もおるが〉
確かに考えてみたら、果樹園に人影はあまり見られないや。昨日のお披露目会も、皆飲み物ばかり飲んでたな。
〈して、リオと契約済みか?そなたは〉
僕は首を振る。だって、まだだもん。
〈そうか。では我が頂いても差し支えぬということじゃな〉
え?え?何言ってんだろ?〉

顔に出たらしく、
〈何特別なことではない。未契約の苗床予定者は、神殿に連れて行き誰か最初に行為を済ませた神獣の苗床に出来るのじゃ。稀者の男娘となれば、滅多に出ぬゆえ、皆が狙いおる。リオも不用心じゃな。分かっておるのに1人野に離すとは〉
そう言いながら、僕の身体に覆い被さろうとして来た。
「やめてくださいっ、リオ様が、リオ様!」
訴える僕。
「なに。すぐに済む。印さえ付ければよいのだからな」
ますます近付いて来た。
<戯れは止めて頂きたい>
リオ様の声が響いた。
僕が目を開けると、目の前にはリオ様がいた。
「リオ様!」
僕はリオ様に抱きつく。
<マツリ、無事か?勝手に外に出たら危ないと言うただろ?>
「はい、大丈夫です。起きたらリオ様いないしお腹がすいたので。」
<マツリは我のものぞ。手出しは無用に願おうぞ!>
<ふっ。お前こそ、油断しすぎであろうが。こんな幼い子を野に放つなど。しかも、餌も与えず放置して。>
神獣様は言う。
「え?餌?」
僕が聞き返すと、リオ様が説明してくれた。
〈餌言うでない。マツリ、本来正式な苗床、つまりそなたの食事は、神獣の精液なのだ。ただまだ体が成熟しきってないお主には他の栄養も必要だから果実をとらせていたのだ。>
そうだったのか。僕、知らなかった。
〈マツリは、まだ幼い故、これから成長するにつれ、徐々に必要な栄養を摂取する量も増えていくだろう。それまで待てば良いものを、邪魔するとは。全く>
リオ様は神獣様を睨みつける。
〈ふん、もうすぐ成人の儀を迎える身だ。それくらい待つわ。それに、この子は特別だ。我の物となる運命だ。それを横から奪うなどと許せん>
〈ならば、早いもの勝ちだな。マツリは我が貰い受ける〉
〈やるわけには行かん!マツリ、カゴを離さずしっかり我に捕まっているのだぞ。〉
「え、あ、うん。」
僕が頷くとリオ様は僕を背中に乗せて森を駆け抜けていった。

しばらく走り続けると、木々の間から原っぱが見えて来て森を抜けたようだ。
そのまま社に帰って来た。
社に着くなり、僕は地面に下ろされた。
「どうしたの?」
僕はリオ様を見上げる。
〈マーキングが足らぬかったようだな。
マツリよ。以前のように我のを咥えるんだ。〉
「あ、うん。分かった」
僕は素直に言う事を聞き、リオ様の前にしゃがみ込んだ。
〈よいか。本当ならば、まだまだ先のつもりであったが、周りの神獣どもがうるそうて叶わぬゆえな〉
リオ様はそう言うと、全身に力を込めた。
(ピカ一ッ、キラキラ、、、)
「リオ様、きれいです!」
マツリが思わず声を上げた。リオの全身から光が放たれ、暖かい空気がマツリの全身を包み込んだ。
〈マツリよ、我の精根を含むのだ〉
僕は、改めてリオ様の性器を見た。そこにあるのは、先程マツリが舐めたものと似ても似つかない、偉容のモノが聳え立っていた。
〈驚くでない。これが我の最終種付け状態なのだ〉
リオ様のソレは、光輝きながらも、透明に透き通っていた。
僕はゆっくりと手を伸ばし、ソレに触れた。暖かい。
「リオ様、暖かいです」

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