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生贄の苗床が神獣様に溺愛されました!
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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生贄の苗床が神獣様に溺愛されました! 11

僕は呟いた。そして口に含んだ。
前よりも大きくて全て口に入らない。でも、一生懸命舌を使って舐める。
〈マツリ、もっと奥まで含むのだ〉
リオ様は僕の頭を押さえると、腰を動かし始めた。喉の奥まで突かれて苦しいけど、なんとか頑張った。
〈よし、出すぞ〉 口の中に出された精液を飲み込むと、身体中が熱くなった気がした。
〈これで良い。マツリよ、よく聞くのだ。今より1週間後、そなたは成熟の儀を迎えられる。その時に儀式を執り行う。心の準備をしておくのだ。いいな?〉
「はい、分かりました」
僕は大きく返事をした。
〈それから、他の者に、苗床にされぬよう気を付けることだ。我以外の神獣が相手では、そなたには耐えられぬ可能性があるのでな〉 僕は真剣な顔でリオ様の言葉を聞いた。
リオ様によると、
一度神獣に種付けされた苗床は、二度と他の神獣の苗床になることば出来ない
のだそう。最初に種付けされた神獣の子供のみ孕むように、身体が変化し、たとえ定められた神獣が種付けを行おうとも、絶対に苗床にはなれない。
リオ様は、僕のことを思い、成熟の儀までの間マ−キングして種主の存在を知らせ、他の神獣が種付けすることのない様子にしてくれたんだ。嬉しいな。
〈但し、強引に種付けされると、無意味なマ−キングだ。これからしばしの間、勝手に我の社から出ることを禁ず〉
僕は、気になっていることをリオ様に聞くことにした。
「なぜか皆さん、僕のことを苗床にしたがっていらっしゃいませんか?」
リオ様 〈仕方あるまい。マツリは稀者じゃでな。男娘の苗床から産まれた仔は、神獣界を統べる力を持つと言われておる。まあ、ここ数千年現れておらんからな。血眼で我が苗床にしようとあの手この手でくるだろう〉
「そんな・・・。でも男の苗床はいるんですよね?」
〈ああ、もちろんだ。だがそれは、女のように子を宿らせて産ませる為ではない。苗床とは子を宿し育てるために存在する。故に、女の苗床と男の苗床が存在する。男の場合は、神獣が孕んだ卵を男の苗床の腹に卵を産み付けて腹で育てる龍族は男が苗床である必要がある。だがそれは男の苗床でしかできん。マツリの場合は女でも男でも苗床としてやれる。だから皆必死になって探すのだよ。
まあ、我のマツリに手を出すような不届き者は我が許さんがな〉
「そうなんですか」
〈うむ。さて、もうすぐ日が暮れる。果物食すか?〉
「はい。ありがとうございました」
僕はとってきた果物を食べることにした。
翌日から、僕は社の外に出ることを禁じられていた。

リオ様が、僕に危険が及ばないように、結界を張ってくれたからだ。
僕は社の中で、暇過ぎて一日中寝ている。
光ったリオ様のを飲んで以来体がぽかぽかしている。
リオ様曰く身体が神獣を身籠る準備をしているみたい。
<マツリよ。股を開くのだ。>
成熟の儀まであと数日だけど未だに初潮も精通もきていないため、
リオ様が舐めて刺激してくれてるのだ。
最初は少し嫌だったけど、リオ様はとても優しく舐めたり、時には少し歯を立てたりして来て、僕はすぐにリオ様に舐められるのが待ち遠しく思うようになった。
〈マツリよ、今日は誰かが訪ねてくるやもわからぬが、決して我以外を中に入れてはならぬ〉
成熟の儀がいよいよ明日になった朝、リオ様はそう言い残し、出掛けて行った。
僕はいつもどおりにリオ様の精液を飲ませて貰い、ポカポカの身体をもじつかせながら横になっていた。
昨日くらいから、体の中がジンジンとして、これまで経験したことない気持ち良さが身体を支配していた。
マツリは知らなかったが、男娘が発情直前になると、フェロモンを我知らず周囲に撒き散らし、種付け時期を周りの牡に知らせ、呼び寄せるのだ。リオは、遠い昔の伝承程度の知識しかないため、どれほどのものか知らなかった。
〈我のマ−キングを受けておるゆえ、明日までならば大丈夫であろう〉
と、軽く考えていたのだ。

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