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生贄の苗床が神獣様に溺愛されました!
官能リレー小説 - 孕ませ/妊婦

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生贄の苗床が神獣様に溺愛されました! 7

今日は近くの湖で、新しく来た苗床の歓迎会をする日だ。
湖の辺りでたくさんの人が集まっている。

僕は、リオ様の後ろを歩いていた。
「アドルよ。我の苗床マツリだ」
リオ様が、僕を紹介してくれた。
アドル様は青龍って聞いたけど美青年って感じだしお腹が膨らんでる。
「マツリです。よろしくお願いします」
僕は、ペコリとお辞儀をした。
「アドルはユナの子を孕んでおるのだ。あの神獣と苗床は2人で孕ませあってるのだ。」
リオ様はアドル様に呆れたように僕に説明してくれる。
「ほう、これが例の……」
「苗床にしては、ずいぶん小さいな」
「まだ苗床契約をしていないのか?」
周りからは、色んな声が聞こえてくる。
「この子は、まだ幼いのでな。まだ初潮も精通もまだなのだ。」
リオ様が答えてる。
「ふむ、ならばまだ我らが苗床にできるのではないか?」
一人の男が言った。
「そうだな。まだ幼子の苗床というのも悪くない」
他の男たちが賛同してる。
「こら待て。我の苗床である。我のモノに手を出すでない」
「良いではないか。幼き苗床を、1から仕込むのもなかなかに面白い。しかも男娘とあらば、な」
舐め回すように僕を見ている。怖いな。
「やめよ。ガゼルよ。そなたは苗床に見境なさ過ぎる。スキあらば他の苗床さえも奪うのだからな」
リオ様が溜息混じりに言った。
僕はガゼルと呼ばれた神獣に目を遣る。見た目は
  白銀色の犬
だった。ただ、フサフサの尾は4本もあり、身体もとにかく大きい。更に、見せびらかすような男の証がこちらも2本。
「まあよい。今回は、我は引こうぞ。しかし、我はまだ諦めたわけではない。いずれは、我の子を産ませるので、覚悟しておくがよい」
そう言うと、その男は去っていった。
「あれは、フェンリルのガゼル。狼の神獣でな。苗床が大好きなのだが、あまりにも見境なく野良苗床も狙って苗床を増やし過ぎて、神獣界では要注意人物として恐れられておる。あまり気にするでない」
リオ様が教えてくれた。

中盤に差し掛かったところ問題が起こった。
「うぅ....」
どこからか苦しそうな声が聞こえる。
「誰かの苗床が産気づいたか?」
さんけづく?僕はその言葉にピンとこなくて首を傾げている。
僕の様子を見て取ったリオ様が
「苗床が神獣の仔を産み落とすことじゃ」
と、説明してくれた。リオ様優しいな。
「おぉ、余の苗床がついに産気づきおったっ」
一際大きな声がしたので僕がそちらを見ようとすると
「見るでない。まだマツリには刺激が強いからな」
と、リオ様が優しく僕の眼を閉じたから、何にも見えなくなっちゃった。でも、リオ様フワフワで暖かいな。
「あっ、あっ。お腹が裂けそうですっ、○○○様ぁ、助けてぇ」
女性の泣き声。痛そうだな。大丈夫かな?
「大丈夫よ。私の赤児は苗床の身体に害は与えないから」
と、キレイな透き通るような女性の声。
「リオ様、神獣様にも女性の神獣がいらっしゃるのですか?」
と聞いてみた。すると
〈ん?〉
しばらく考え込む様子で僕を見ていて、ようやく
〈あぁ、マツリの言う意味での女性ではないがな〉
神獣の中には、神獣同士で繁殖し、受精卵を苗床に植え付ける種がいるんだって。今、産気づいてる人はヤヨイという苗床で、神獣様はソルディ様、亀の神獣だよって、リオ様が教えてくれたんだ。
「うぅ...こんな大勢の、前で、あぁ...!」
ヤヨイさんの悲痛な声はするけどリオ様に目隠しされていて見えない。
気になっちゃうよ。
「リオ様、僕も見たいです。」
僕はリオ様の手を退けようとする。
<怖くなったり、気分悪くなっても知らぬぞ。>
渋々てを退けてくれたからヤヨイさんの方を見ると他の苗床さんや神獣の前で
股を開いてふん張っているみたい。
そういえば神獣の子ってどこから出てくるんだ?
お腹にいるってユナさんは触ってたけどお腹を裂いて出てくるから痛いのかな?
僕は怖さもあったけどリオ様の前足にしがみついてヤヨイさんのはち切れそうなお腹を凝視している。

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