幼馴染は未亡人で女社長 8
「重雄様の遺品はまだ利用価値がありますよ・・・想いの残っている者も多いので」
「ああ、そいつらにやるのか」
前の主人に忠誠が残っている者も多いようだし、そんな奴らの歓心を買ったりするのに使えると言う事だろう。
それに捨てたと分かれば恨まれる可能性もある。
つまり僕には無価値でも、これは宝の山と言う事だ。
僕達があらかた金庫を確認した所で、真里が奈々を連れて来た。
奈々はあの紫の卑猥な下着とガーターベルトだけのメス社員制服と、社員証を胸ピアスにぶら下げてる格好だった。
「ふふ、先に貰っちゃった!」
「奴隷とか以前に仕事とかいいのか?」
「大丈夫、もう引き継ぎもしてるし」
「奈々には秘書室で働いて貰える事になってますわ」
つまり最初からそう言うつもりだったのだろう。
彼女達は全員グル・・・と言うか同志なのだろう。
重雄が死に、友美は信頼できる美春と真里に相談。
そこから奈々に話が行き、奈々は僕をピックアップ。
彼女達が求めているのは、会社を維持しご主人様となってくれる人だろう。
つまり、実家の石田商事を再建し、S嗜好の僕は彼女達全てとどこかで関わりがあったし、彼女達としても都合がいい存在。
だからと言って腹が立つ事は無く、むしろその事に感謝してもいいぐらいだ。
「もう隠し事はないだろうね?」
「多少はありますが、ご主人様の不利になる事はありません」
僕が彼女達の関係を悟ったと知り、友美は真剣な表情になってそう言う。
そして美春がそんな僕にこう言う。
「さて、では奥へ行きましょう」
「奥がまだあるの?」
「はい、ここはちょっとした倉庫と調教室とかがある程度です・・・奴隷のおっぱい認証程度で入れる所に重要なものはありません」
そう言って倉庫の奥の棚にあるスイッチを弄ると、棚がスライドして扉が現れる。
その扉には大小2つの認証パネルがついていた。
「ここは?」
「ここの認証はご主人様の指輪と奴隷のおっぱい認証で開きます・・・ただし、奴隷にサブキーを挿入していないとなりません」
「・・・これが最後?」
「いえ、この先の最後の扉にもう1つ認証があります」
やっぱり出てきたエッチな仕掛け。
佐原重雄は本当にたいした性豪だ・・・
呆れるやら感心するやらの僕は小さい装置に指輪を当てる。
そしてディルドー咥え込んでる友美が胸をパネルに押し当てるが反応が無い。
「あれ?」
「重雄様の奴隷認証ですから、当然ディルドーでかき回すのが条件です」
「・・・」
呆ける僕に代わって、真里がディルドーを抜き差しする。
「あんっ!、ごりごりして凄いぃっ!!」
喘ぐ友美。
暫く喘いでいると、ガチャリと音がして鍵が開いた。
「ふざけた仕組みだ・・・」
「でもご主人様も気に入ったでしょ?」
「・・・まぁ、悪くはない」
中に入りながら奈々とそんな会話。
もうご主人様呼びの上に、頭の中まで見抜かれてしまっていた。
そして友美も恍惚とした表情。
こちらもマゾだけに気に入ったのかもしれない。
そして廊下を進み突き当たり。
そこの金庫らしい分厚い扉には丸い穴が空いたプレートがついてるだけであった。
「では、失礼します」
真里が友美からディルドーを抜き取り、印鑑の方を穴に突っ込む。
そして口にディルドーを咥えたのだ。
穴の位置が腰の高さだから、その格好は立ちバックの体位に丁度なったのだ。
「これって当然?」
「はい、バックから突いて腟内に出してやってください」
美春がそう言い、真里は期待するように尻を揺らしていた。
そしてその割れ目はしっかりと湿っている。
「ああ、ここまで来たらやってやるさ!」
僕が真里をバックから突くと、真里はくぐもった悦びのうめき声を上げたのだった。
真里を散々に突いて射精。
悦びに真里は震えて後始末フェラをする前で扉が重々しく開く。
中には金塊や権利書や株券目録。
当然、友美含む全ての奴隷の調教記録映像集。
そして会社の金の流れが記された台帳が保管されていた。
「台帳がここにあったのか!」
これは中にある金塊とかより価値がある。
幹部や愛人達の金の流れが分かる可能性もあったし、不正を探し出すのも容易だろう。
「流石、ご主人様・・・そこに目をつけるとは」
「ああ、むしろこれが一番重要だ!」
美春や真里が僕に屈託ない笑顔を見せるのは、自分の選択が間違ってなかったと確信したからだろう。
勿論、その期待には応えるつもりだ。
役員だけで組織を立て直すことは出来ないので、管理職を掌握しておく必要がある。いろんな部署に愛人が入り込んでいるだろう。
系列の親玉に収まっているケースもあるらしく、繋がりの度合いによっては重雄が亡くなったからと離反されないようにつなぎ留めておく必要がある。
心情やビジネス的には離れたくても性的に重雄への依存度が高いケースだと、もし何らかの形で愛人奴隷とバレればドSや調教師を要している競合他社に奪われるリスクも無視できない。
「最後は猜疑心に取り憑かれて、こんなものを作ったのだろう。同族経営や女系とは違った厄介さだ」
「肉欲でまとめ上げたものは、肉欲で繋ぎ止めるしかありません」
「女は所詮、男を受け入れて生きていくものです」