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幼馴染は未亡人で女社長
官能リレー小説 - 人妻/熟女

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幼馴染は未亡人で女社長 1

僕の名前は石田春樹。子供のころ引っ越して行った。10数年ぶりに佐原友美姉さんと再会したけど、僕は結婚して女子高生の子供が2人いることにショックを受けた。そして、とある大きな会社の女社長になっていたが、経営の事は何も知らないから、経営の経験がある僕に手伝ってほしいと頼んできた。
「私じゃ力不足で、このままじゃ会社がつぶれてしまうの。」
「いいよ。そのかわり知美姉さんは僕の言うことを何でも聞くこと。」
そう、僕は友美自身と知美の家族と会社を手に入れようと企んだ。

まず組織の立て直しには予算とノウハウが必要だ。そこで、地味なコストカットを命じた。友美姉さんの外車や宝飾品を売らせる。
もちろん家族である娘にも意識を浸透させるため、学費の高い私立から公立に転校させた。
友美姉さんがブルジョワなのは知ってるから、手放すだけでは不満が出るので、代用品として国産高級車と彼女が身につければ本物に見えるイミテーションを与える。
娘達には個性や自由を与えると称して、制服を着崩させたりバイトを許すようにする。もういらなくなった前の学校の制服は秘密裏に売り飛ばしておく。
こうして出来たお金で、やり手のコンサルタントに依頼を出す。うわさに聞く売虎経済研究所まで足を運び、女所長の奈々にギャラを余分に払って頼んだ。
友美姉さんとはひと味違った勝ち気な感じの美女で、その奇抜な発想で叩きだした実績や幅広い人脈を思うと信頼できそうだった。
その情勢判断とアイデアは素晴らしく、これまで疎ましいだけの在庫もみるみる捌け、大きな舵取りをしたことで組織内の問題点も洗い出せた。
僕自身は大学でMBAを習得し、大学卒業後すぐに傾きかけていた父の会社を継いで立てなおしていた。
友美姉さんの会社はそれより規模がかなり大きいから、コンサルタントも使わざるを得ず大変であったけど、僕が手伝って立て直した事で容易に取締役ポストに収まる事ができた。

そして豪邸や宝飾品や高級車を売って会社を立て直した事で、友美姉さんは社員からの信頼を得て無事に社長として続けれる事になった。
友美姉さんの旦那はやり手だったらしいけど、典型的なワンマン社長で社員からは尊敬と言うより畏怖されていたらしい。
だから綺麗なだけで学歴や経営知識の無い友美姉さんが残された時、会社は空中分解の危機で、もう少し僕の介入が遅ければ会社が乗っ取られた可能性だってあった。

つまり僕の介入はちょうどいいタイミングだったと言う事だ。


そして、落ち着いたとこで、ここまでの彼女の過去を聞かせてもらった。
僕と彼女の家庭は仲の良い企業の社長同士で家も隣だった。
彼女は5歳年上で、僕にとってお姉さんのような存在であり、両家が決めた許嫁の関係だった。

小学生ぐらいでも僕は何となく意味は分かって、将来そうなればいいと思っていた。
しかし、友美姉さんが高校生、僕が小学生の時に家族ごと僕の前から姿を消したのだ。

父は何も言わなかったけど、倒産による夜逃げと後で知った。
うちの会社も貸してたお金は帰ってこず、不況も相まって苦しくなってそれどころでなく、家や車を売って暮らしを切り詰めるしかなかった。
だから僕は必死になって勉強して奨学金で大学に行く道を選択した。
実家をまず立て直す為に・・・

だから友美姉さんの事は気になったものの自分の事で手一杯だった訳だ。


一方友美さんは高校すら辞めなきゃいけない状況で夜逃げしたらしい。
そして、債権者の1人が友美さんの結婚を条件に借金の肩代わりを持ちかけ、それに乗るしかなかったらしい。
旦那となった人は当時40代後半の自分の父親と同世代のオヤジ。
そして10代の若さで2人の娘を出産。
生活は豊かだったけど、多くの愛人を持つオヤジとの生活は辛かったみたいだ。

そして、そのオヤジは不摂生がたたって死亡。
正式な妻である友美さんに遺産や会社が残ったけど、随分と愛人に持っていかれたらしい。
その上、中卒でしかない友美さんは会社経営ができない。
ここで僕が現れて解決した訳だ。

ただ、これにはちょっとだけ仕掛けがあった。
実は友美姉さんと再会したのは偶然じゃない。
僕の会社も業績が順調に伸びて事業拡大を考えていた頃に、売虎経済研究所、女所長の神谷奈々から持ちかけられた話だったのだ。
神谷奈々は僕と同じ大学の同期だったようだが、大学時代は僕とは接点がなかった。。
そして友美姉さんの旦那の愛人でもあった奈々は、自分のコンサルタントとしての腕試しや会社を救う為とかで経営に参加できる人間を探し、実家を立て直した僕をピックアップしたらしい。

そして、僕に話を持ちかけ友美姉さんとの再会をセッティングして、自分の存在が表に出ないようにしつつ会社を再建した訳だ。

「愛人だったから本妻さんには悪いしね」

そんな事を言いながらも、素晴らしいアイデアを次々と僕にくれた訳だ。

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