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幼馴染は未亡人で女社長
官能リレー小説 - 人妻/熟女

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幼馴染は未亡人で女社長 2

彼女が僕と同じ年齢で所長になったのも、先代と同じ奈々という名前だったのと、偶然キャラかぶりだったせいで短期の間に多くのことを伝授された。
つまり新たな人脈ができて香港で本格的に活動するため、日本の拠点は彼女に譲られたという経緯がある。屋号も神谷でなく、先代の売虎のままなのも彼女へのリスペクトらしい。
友美姉さんの旦那の愛人になったのもSっぽい性癖とプレイを所長から伝授されており、居並ぶ個性的な愛人と違って金のある男でなく彼を経営者として間近に観察するために囲われていた。思惑が違うため、本妻や他の愛人とも一度も衝突していない。

「本命があの人なのは、私じゃなくてもすぐに分かる。でも、私以外の愛人の中には、本人や身内が社内や系列に結構入り込んでるわ」
「じゃあ、それも切るしかない…かな」
「何言ってるの?能なしにはそれでもいいけど、本妻さんよりも仕事できる人もいるんだから、説得しないと…逆に見限られるわ。屋台骨が揺らげば、グループが瓦解するわ。いいの?それでも…」
「学閥や門閥は嫌ってなかったかい?」
「今でも好きじゃないけど、今以上にパワーバランスが崩れたら、良からぬ勢力まで呼びこむことになるじゃない」
「君は愛人でもグループ内部の人間じゃないけど、入り込んでる愛人はどうやって納得させればいい?」
「付いてんでしょ?男なんだから、今後の方針とか言って料亭にでも呼んで…さんざんハメ倒すのよ。そしたら、新しいボスと認めてなびくわ。本人が組織に入ってなくても、子供や身内を言って聞かせてくれる」
「そんな真似…ヤリサーやホストじゃあるまいし」
「組織が契約や規則だけでどうにかなるなんて、考えてないでしょ?もっと厳しい人生歩んできたはずよ。抱きたくない女だって、抱かなきゃ」
普通色仕掛けやハニートラップなんてのは出世や産業スパイなどの後ろ暗い真似だ。それに、仮に前社長の愛人を従わせるためとはいえ、人のお古の女を抱かなくてはならないわけだ。
僕が望むのは誰よりも、友美ただ一人だ。でも、社内での分裂や離反を未然に防ぐ為に必要に迫られている。今は取締役でも、いずれは友美の夫なってすべてを掌握する。
楽な道を選んでいたら、今みたいなチャンスなかった。今の混乱を乗り切れば、自分の派閥を作って古臭い習慣や勢力は切り捨てればいい。
「奈々、もっと情報がいる。もっと手を貸して欲しい。それか、優秀な調査員を紹介して欲しい」
「それなら私を奴隷にしてちょうだい」
「どっ、奴隷って?!!」
「私は彼から経営術も学んだけど、離れなかったのはそういうこと・・・女として・・・いえ、メスとして悦びを教えて貰ったから・・・もしあなたが私のご主人さまになってくれるなら全てを賭けてあげるけど、どうする?」

奈々が身体を寄せてくる。
モデル並みの容姿とスタイルの奈々に迫られると焦るのと同時に股間が熱くなるのを感じていた。

「その前に友美を・・・」
「そうね、分かったわ・・・私の答えは考えて出して頂戴」
「あ、ああ・・・ありがとう・・・」
「奥様は早く抱いておいた方がいいわ・・・彼女を掌握しとかないと今後に差し支えるし、彼女のあの美貌なら近づく男も多いわ」

つまり、友美も手籠めにしておけって事らしい。
奈々はさっきの奴隷云々抜きにしてもいいパートナーとなるかもしれない。
そう思いながら一旦僕は奈々とそこで別れたのだ。



友美の為に用意した住居は、以前の豪邸とは比べ物にならないが、それでも十分過ぎる規模の屋敷である。
俺がいずれ本拠地にするつもりで買った家である。
まずはここに友美と娘達を住ませる事にしたのだ。

娘達が学校に通う時間、友美には休みを取らせていた。
彼女も何か察したようで、素直に従って家で待っており、僕が訪ねた時には喪服姿で仏間で手を合わせていた。

「おちついた?」
「ええ、春くんのお陰でみんな社長として見てくれているわ」

自ら身を切って立て直したから、彼女は社長として社員から信頼されるようにはなっていた。
腹の底で何を考えてるか分からない愛人連中やその身内はいるが、表向きには彼女の地位は比較的安泰だろう。
身を切った事を彼女自身は納得してるだろうけど、娘達は少し時間がかかるかもしれない・・・
彼女の返事で娘達について一言も言ってないのはそのせいだろう。

「お礼として何がいいかしら・・・」
「友美姉さんが欲しい・・・」

俺の言葉に彼女は目をぱちくりさせる。

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