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相手は人妻さん
官能リレー小説 - 人妻/熟女

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相手は人妻さん 2

新田「あの人は淡白よ。結婚してからも、数える程しかしてないは。」
有野「でも呼人さん、サッカーも上手いし、メチャ、イケメンじゃないですか!?」
新田「ふふ。イケメンとそれって、関係ないじゃない。」
有野「ま、まあそうかもしれないけど・・女にだって凄いモテるし・・」
新田「女性に対しての興味が薄いのよ、Hなこととか考えないんじゃないかな?」
有野「そうなんですか?」
新田「だからシンジ君みたいなイケメン君は、Hなこと考えるのかな?って思っちゃってね。」

有野「面接の事、お父さんに聞いてきますね。」
僕は店長に聞きに行った。
有野「明日はお休みだから、明日の朝、面接に来てくれって。」
新田「そう。わかったわ。じゃあ、また、明日ね。」
新田さんはイスから立ち上がり、家に帰った。

シンジはドキドキしていた。
思いがけずに祥子さんの性生活が聞けてしまったのだ。

『数える程しかしてない・・』
祥子さんの言葉が脳内で反復した。

結婚すればそれは当然の行為で、それを苦痛に感じている男も少なくはないことは知っていた。
それでもあんなにも魅力的な祥子さんを、数える程しか抱いてはいない、呼人さんの事がシンジは信じられなかった。

呼人さんは休みの日に、近くのグラウンドで子供達にサッカーを教えていた。
中学時代にサッカー部にいたシンジも、自然にコーチとして参加するようになり、呼人さんとも直ぐに仲良くなれた。
次第にシンジは、どこか呼人さんのことを兄貴のように慕っていたのだ。

だから呼人さんが結婚する相手をグラウンドに連れて来た時は、本当に嬉しかった。
その相手はとびっきりの美人で、笑顔がとても素敵だった。
シンジが17年間生きてきた中で、1番魅力的な女性だったのだ。
それは、罪悪感を感じながらも、会ったその夜に、彼女を思い浮かべながらマスターベーションをしてしまったぐらいだった。

その呼人さんの相手であり、シンジにとっては一目惚れの相手が・・祥子さんだった。

その翌日、小さい部屋で面接は行われた。
簡単な質問のあと、祥子さんの様子が少しおかしかった。なぜなら、もじもじしていたからだ。
店長「どうしました?気分でも、悪いのですか?」
祥子「い、いえ、何でもありません。」
僕(店長。祥子さんに何かしたのかな。)

カチャン!
店長が祥子さんに出した麦茶の氷が、弾けて音をたてた。
僕(あれ?)
不思議に思った。
面接に来る相手に、いちいちお茶など出したりはしないのだ。

僕(ふふ。店長は美人に弱いからなぁ〜)
僕は呑気にそう思い、ほくそ笑んで店長の顔を見た。

店長の表情は、いつも通り読めなかった。
西洋の血の入った混血の店長は、何時も何を考えてるいるのか分からない程に、クールフェイスなのだ。

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