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幼馴染の母親に
官能リレー小説 - 人妻/熟女

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幼馴染の母親に 9

二人はくすくす笑いながら説明をしてくれた。
旦那が居なくなってこの家が負担に感じ出していること。
いずれ義母が何か言ってくるだろうからその前に現金に換えてしまおうというのだ。
法律では優子さんたちのものだが、政財界に顔の広い義母が厄介なことをしてくる前に行動するというのだ。
が、まだ幼い多感な希ちゃんをそのことに巻き込むのが忍びない。真由理さんと違ってまだ父親に違和感は感じていてもそれほど嫌悪していたわけではなかった。
財産はあるとは言え専業主婦ではいられないのでパートに出るつもりだということ。
そこで真由理さんは家計を助けるために自分も部活を辞めてバイトをしたいというのだが、
「お父さんの生命保険以外にも学費保険とかあるから大丈夫。あなたは学生生活を全力で楽しんで。学生としてアルバイトをしたいのなら止めないけどあなたに助けてもらわないといけないほど困っていないから」
と優子さんがそれを断った。
三人がどこにも行かないということにホッとはしたものの、やっぱり家族一人居なくなったということは大変なんだなと実感した。
「僕にできることって何かありますか?」
「特に無いは」
僕の問いをニベも無く優子さんは突き放した。
「第三者に聞いておいて欲しくて。修一君だったら近所に変な噂を振りまいたりしないと思って。ね」
真由理さんの『ね』って悪戯っぽい声色に僕はドキドキする。いや、これはきっとお酒のせいだ。
「二人だけで悩んでるとどうも鬱々しちゃって。申し訳ないけど修一君に頼らせてもらったの」
「ただ聞くだけの身代わり地蔵でいいならいつでも付き合いますよ。他にも離したいことがありましたらどうぞ」
僕は男の余裕を見せようとそう応えたけどそこから先は四方山話で午前3時過ぎまで3人で飲んだ。
もういい加減寝ましょうとお開きになったとき、僕のお酒は薄く作ってもあったおかげかそれほど酔った感じがしなかったけど、真由理さんは缶ビールを数本開けて足元がおぼつかなくなっていた。
優子さんは後片付けをしてる後ろで僕は真由理さんに肩を貸して部屋を出た。
廊下では壁にぶつからないように気をつけて進むと突然真由理さんに引っ張られて壁にぶつかった。
「真由理さん、大丈夫?」
「…の?」
「え?」
「ねえ、修一君。私のこと、キライ?」
「そんなこと無いですよ?どうしたの?」
「てっきり修一君って私のこと好きだと思ってたんだ」
僕は返す言葉が見つからない。
「おんなじ学校に来てくれて、私告白されるって思ってたんだ。けどお父さんが死んじゃって…。でも、それからずいぶん経ってるのに…。ねえ、修一君、私、今でも待ってるんだからね!?」
「真由理さん、酔いすぎですね?」
「待ってるんだからね!!」
僕はシャツの胸倉を掴まれると壁に押し付けられて強引にキスをされた。
唇に押し付けられて頭が壁に押し付けられた。
唇が開放されたと思ったら真由理さんはクタリと力が抜けた。
すー…すー…
寝ている。
酔っ払って寝ぼけたのかな。
唇にはまだ感触が残ってる。
戸惑いながらも僕は真由理さんをお姫様ダッコをして布団まで運んでいった。
希ちゃんを起こさないように自分も布団に潜ると、興奮を抑えるように深呼吸して眠ることに専念した。
心臓の鼓動がようやく落ち着いてきた所で希ちゃんがごそごそと寝返りをうつ。
ふと髪の毛が顔をくすぐり、女の子の匂いを感じさせると先ほどの唇の感触を思い出させた。
真由理さんの告白は本心からのものなのだろうか。それともただ酔って思考が混乱してのことなのだろうか。
そんなことを考えていたら希ちゃんが身体を密着してきた。
寝ぼけてるのかと思っていたが違った。
僕と希ちゃんの布団に真由理さんが潜り込んで来て、それに押された希ちゃんが僕にくっ付いてきたのだ。
希ちゃんを挟んで真由理さんの手が僕の腕を触れるようにつかみ、足が脚に絡みついてくる。
ヤバイ。希ちゃんに抱き疲れても勃起することは無いけど真由理さんにそんなことされたら…!
堪えきれず勃起してしまったペニスは希ちゃんのお腹を圧迫していた。
僕は真由理さんに止めてくれと訴えようと希ちゃんの頭越しに真由理さんの顔を見ると真由理さんは目を閉じて完全に眠っていた。どんな寝相というか寝ぼけなんだ!
心の中でそう突っ込むも事態は改善されない。
このまま抱きつかれ続けたら僕は希ちゃんのお腹に射精しかねない。
かと言って起こせば勃起していたことがばれてしまう。
何とか身体をずらして抱きつく希ちゃんを腕枕の状態まで移動する。
そこで新たな問題が発生した。
真由理さんが布団を被っているので僕は布団から体半分はみ出す状態になってしまった。
脚が開放してもらえないので他の布団に移ることもできないし、自分で被れば真由理さんがはみ出すことになる。
僕は半身を布団から出した状況で朝を迎えることになった。
「けほぉっけほっけほ!」
喉が荒れて息がヒューヒューと鳴る。
晩酌の前に布団を出るとき、上衣を脱いでいたからシャツのまま布団からはみ出したのも手伝って見事に風邪を引いた。
お酒を飲んで火照っていた体が休息に冷えたもの原因だろう。
≪38度5分≫
「あはは、38度なんて何年ぶりだろう。じゃ、僕家に帰って休みますんで」
土曜日の半日授業とはいえ、学校を休めるのはうれしいけど結構きついと思っていたら優子さんと真由理さんに駄目だと怒られた。

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