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幼馴染の母親に
官能リレー小説 - 人妻/熟女

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幼馴染の母親に 8

4人でバラエティ番組を見ながらお茶を飲んでいると希ちゃんは「シューイチ、毎日ウチにとまればいいのに」と言ってきた。
「駄目だよ、僕は家族じゃないし男の子だから」
「家族じゃない男の子は毎日とまっちゃダメなの?」
そう聞き返されて僕は「そうだよ〜」と答えると希ちゃんは
「じゃあ、シューイチ、お父さんになれ!」
名案を閃いたとばかりに大きい声でそう言った。
希ちゃん以外は言葉を失った。
再度頭が回転し始めた僕は
「じゃあ、僕は優子さささんと結婚するのかな?」と言った。
思わず真由理さん達の前で『優子さん』と呼びそうになったが無理やりおばさんのイントネーションで続けた。
「じゃあ、お姉ちゃんは修一君の子になるのかな?ね、おとーさん」
「まあ、じゃあ、お母さんは修一さんのことをアナタって呼ぶのね?」
「お父さん」「お父さん」「アナタ」
娘三人集まればカシマシイ。
僕等はそんな話題でTVを忘れて笑い話を続け夜が更けていった。
客室に敷かれた布団には希ちゃんがもぐりこんでいた。一緒に寝ると言って聞かなかった。
お泊りに来れば恒例でもあったが最近の希ちゃんは特にそうであった。
「オネショしないでよ?」そう言いながら布団に入ると
「あたしはしないよ?するのはシューイチ」と言った。
優子さんと肌を合わせて眠ったときとは違う温もりが僕らを包み、心地よい眠気に包まれた時、廊下と部屋を隔てる襖がそっと開いた。
「ね、ねえ、修一君。私も一緒に寝て…いいかな?」
枕を抱えた真由理さんがオズオズと入ってきた。
雷鳴は少なくなったけど思い出したように轟く。
さっきまでは談笑で聞こえなくなっていたけど静まり返ると響いてきた。
「お姉ちゃんもオネショしないでよ」
僕が何か言う前に希ちゃんが真由理さんを招いた。
真由理さんは押入れからもう一組の寝具を引っ張り出して隣に敷くと、望ちゃんを挟むように布団に潜った。
希ちゃんは僕を抱き枕のように腕と脚に手足を絡み付けて眠りに落ちたけど程なく手足を解いたがパジャマの袖は掴んだまま離さなかった。
室内は時計の秒針が進む音が響く。真由理さんは眠ったのかな。
三人でこうやって寝るのは久しぶりだ。けど、真由理さんにとっては僕はまだそんな存在なんだなと近くに居られるうれしさ半分がっかり半分な気持ちだった。
どれくらい時間が経ったのだろう、室内は時計の秒針が進む音が支配していた。
雷鳴はもう聞こえない。真由理さんは眠ったのかと思ったら布団が擦れる音がして真由理さんが起き上がった。
「修一君、寝た?」
「まだ、寝付いてません」
「よかった。ちょっと付き合って」
そう言って静かに襖を開いて部屋を出て行った。
『付き合って』
僕はその単語にドキドキした。まさか告白?そんなわけ無いか。でも、と思いながらも起き上がろうとしたら袖が引っ張られた。希ちゃんが寝たまま袖を掴んで離さないのだ。
しょうがなく僕はパジャマの上衣を脱いで布団から出た。
廊下に出るとリビングの扉のガラスから明りが漏れていた。
真由理さんはそこに招いた。
中では優子さんがお酒を飲んでいた。飲んでいたと言うより用意して先に始めていたといった感じだった。
「寝ちゃったかと思った」
「ごめん、雷通り過ぎるの待ってたらウトウトしてた」
優子さんの言葉に応える真由理さん。これは打ち合わせされてたことらしい。
真由理さんはソファーに腰をかけると缶ビールを手に取った。
僕は呆然と立っていると優子さんに招かれて座卓の前に座った。
「修一君はまだ飲めないから?」
「両親が居るときコップから少し貰った程度ですがこんな風なのは初めてで…」
あまりの展開に僕は煮え切らない返事しか返せなかった。
プシュっと小気味よい音を立てて真由理さんが缶ビールを開けた。
「じゃ、薄めで」と言って真由理さんはグラスに氷と琥珀色のお酒を入れて炭酸水で割ったのを僕に持たせた。
「じゃ、かんぱーい」「かんぱーい」
「かん…ぱい」
二人に引き摺られるように僕もグラスを掲げて軽くぶつけて一口、口に含むと冷たい液体が口の中を熱くさせて鼻からコルクのような香りが突き抜けていった。
「無理しなくていいんだからね?」
と優子さんが心配げに言ってくれた。
「ごめんね修一君。ちょっと付き合って欲しくて」
そう言うと真由理さんは缶を座卓に置いた。
話を聞くと二人の晩酌はたまにしているらしい。
始まりは旦那への不満で眠れない優子さんの寝酒に少なからず父に反発を抱いていた真由理さんが付き合うようになたそうだ。
「修一君に聞いておいて貰おうかと思って」
優子さんと真由理さんの言葉に僕はひたすら脅え続けていた。
優子さんとの交際を真由理さんに告白するの?
それとも真由理さんが気付いていてここで断罪されるの?
僕は気が気でなくお酒をチビチビ舐めていた。
「この家、引き払おうかって思ってるの」
優子さんの言葉に僕は頭が真っ白になった。
「え…みんなどこに行くんですか!?」
僕は三人が遠くへ引っ越すのかと思った。

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