PiPi's World 投稿小説

幼馴染の母親に
官能リレー小説 - 人妻/熟女

の最初へ
 40
 42
の最後へ

幼馴染の母親に 42

以前、雇っていたアルバイトのオバサンが問題を起こしたと言う。
雇用して初めはおばさんの知恵をあれこれ披露する陽気な人だったという。
けど、すぐに本性を現した。
お昼の書き入れ時、使用済みのお皿を洗うようにお願いしたら突然叫びだしたと言う。
要約すると使ってる業務用洗剤は危険だ。こんなの使ってたら健康に悪いと。
店長達が、大丈夫。きちんと調べて使ってるからそんな事は無いと言ってもそんなはずないと聞き入れず終いには仕事を放棄して店を出て行ってしまったという。
突然客に不安を煽って居なくなり、店長達は客に謝罪しながら調理、配膳、洗い物とてんてこ舞いになって働いているとオバサンが戻ってきて、持ってきた洗剤を使えと喚き出したという。
店長達は、突然使用する物を交換するわけには行かないからその話しは後にして仕事に戻るように言うも、強引に持ち込んだ洗剤を使おうとしたので強制的に店から追い出したのだ。
「今思えばあの時に警察を呼ぶべきだったよ」
店長が溜め息混じりにそう嘆いた。
その後、オバサンの嫌がらせが続いた。ネットでの誹謗中傷、デマチラシの拡散等々。
伝手でその手に強い顧問弁護士がすぐさま調べて沈静化させた。
難しいことはなかった。オバサンはネズミ講の構成員で洗剤や消耗品を契約購入させようとアルバイトに潜りこんで来たと言う。
ご近所の評判も宜しくなく、ネットではすぐさま『拡散』され、デマチラシはご近所ネットワークで『ああ、やっぱり』という結末になったという。
その結末に精神的被害を被った!謝罪と賠償を(以下略)
と、開店前の店の前で大暴れしたという。
事前に警察には届けだしてあるので通報したら簡単にお持ち帰りになったという。
「経営って算盤や接客以外にも色々と大変なんですね」
「いい子だ」
「ああ、ほんといい子が来てくれた」
朝からそうしみじみ言われ、こそばゆい物を感じながら仕度を終わらせると小休止を挟んで3人で仕込みに入った。
任されているニンニクのみじん切りに集中していると
「そもそも、持ち込もうとした食器洗剤は香り付きで使えない物だったんだよな」
「匂いつきは使えないんですか?」
手元に集中しながらもぼやきに相槌をうつ。
「料理の香りに影響を齎すからな」
「ニンニクたっぷりのペペロンチーノからフルーティーな香りがしたら違和感しか出ないからな」
「甘く味付けしたミートソースからも洗剤の臭いはいただけない」
店長の言葉に共同経営者が言葉を続けた。
「デザートでも洗剤の芳香剤は違和感を消すことは出来ない」
僕は自炊をしててそういうのを感じたことはなかったけど、店長達は実際に使って調査をして今の洗剤を使ってるという。そう言われれば洗物をしてて臭いを感じないのは業務用でコストダウンで香料が入ってないのかと思ってたけどそういう理由だったのかと素直に感心すると
「ほんと、いい子だ」
「ああ、いい子だよ」
と言われた。
子供と呼ばれてムッとするのは子供の証拠と自分に言い聞かせて作業を進める。
ボールに一斗缶からオリーブオイルを注ぐ。
しかし手を滑らせてボールに缶を落として刻んだニンニクを調理台と床にぶちまけてしまい、僕は慌てて2人に謝ってモップと箒、塵取りを取りに行くと2人は更に目元を押さえて
「ほんっとにいい子だ!」
「やっといい子が来てくれた!」
と更に感極りながらそう言った。いったい今までどんな人がアルバイトに来ていたんだろうと不安に感じながらも天引きされないかと不安も感じながら掃除をした。
その日、10時半頃にニンニク刻みを止められると、レタス千切りをする様に言われた。
共同経営者にお手本を見せられ、大まかな大きさを示したペーパーナプキンを千切ったサンプルを出されて、今度はその大きさに似せてレタスを千切ることになった。
おおよそ10個ほどのレタスを千切った頃に11時になり、僕が千切ったレタスを使って大盛りサラダのまかない料理が出された。
それ以外にもレタスの炒めご飯、レタス炒めも出してもらい、初めて見る料理に僕は心の中で感動した。
オリーブオイルと胡麻油を使い分け、料理ごとに香る油が食欲を促進させる。
食べ過ぎてはいけない。
そう自分似言い聞かせるも食べ物を運ぶ手が早くなり、気付くとお腹はパンパンになっていた。
まかないの食器を片付け、食休みをしてると開店時間が近づくにつれ客が並び始めた。
店内の時計が開店時間をさすとオルゴールが流れ、僕は店長達に目顔で確認すると頷いて返事をしたのでドアの鍵を開け『営業中』の札をぶら下げて仕事を再開した。

SNSでこの小説を紹介

人妻/熟女の他のリレー小説

こちらから小説を探す