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幼馴染の母親に
官能リレー小説 - 人妻/熟女

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幼馴染の母親に 31

二人で全身を洗い、湯船で脱力してると希ちゃんは僕のお腹に背中をゆだねる様にもたれかかってきた。
しばらく無言でいたが僕から口を開いた。
「希ちゃんはお父さんの部屋が使われることに抵抗は無いの?」
「わかんない」
「分からないってことは嫌かも知れないってこと?」
希ちゃんは顔を横に振った。
「お父さんのことあまり知らないから。でも、シューイチがお父さんになるならすごくうれしいぞ」
「お父さんの部屋を使ったからって希ちゃんのお父さんになれるわけじゃないんだよ」
「知ってる。でも、シューイチが近くにいてくれるとうれしい」
「…そっか」
僕はお湯から手を出して希ちゃんの頭を撫でようとしたけど洗い終わって湯船にセミロングが落ちないようにまとめた結い上げを崩すと思って手を止めると、希ちゃんはその手を取って自分の頬に当てた。
僕はしばらく指でその頬を撫でた。
今度は希ちゃんがお湯から手を出して肩越しに僕の頬を撫でてきた。
「オヒゲざらざらだね」
「そうだ、必要なものリストに髭剃りも書かないと」
お肌のことなんてまだ気にしないで遊びまわる希ちゃんのスベスベでプニプにして柔らかい掌に僕の伸びかけたヒゲが引っ掛かるのを感じた。
僕は机の上の紙を思い浮かべた。
同時にあることも思いついた。
「ねえ、希ちゃん。お泊りしてる間は近くにいるんだからさ。1人で寝ようよ」
「1人で寝れるもん」
「うん。だからさ…」
ムニュウ
“そこから先は言わせねぇ”とばかりに僕の頬を撫でてた手で抓って横に引っ張ってきた。
僕も希ちゃんの口の端を優しく摘んで横に引っ張った。
頬を抓るというと大抵頬骨の下辺り頬肉を摘むけど口の端の方が柔らかくてよく伸びる。
どちらも手を離せず膠着状態に陥っていると脱衣所に真由理さんが来た。
「二人とも、そろそろご飯だよ〜」
「おれぇ〜ひゃん、たふけれぇ〜(お姉ちゃん、助けて〜)」
「あ、ののみちゃむ、むるい(あ、希ちゃん、ずるい)」
希ちゃんと僕の声に
「アナタ達とも何してるの!?」
と訝しげな顔で扉を開けて僕達を見ると
「ぶっ!ふふ、あははは!ホント何してるのアナタ達!」
湯船の中でお互いの頬を引っ張り合って変顔になってる僕等を見て真由理さんはお腹を抱えて笑った。
それがきっかけて希ちゃんはようやく頬を離してくれたので僕も離すと先にお風呂から上がった。
脱衣所にはまだ真由理さんがいるので僕は希ちゃんのお尻を見送った。
携帯ストラップのキューピーちゃん人形みたいにスットーンと落ちるような体型だったのにすっかり腰が張り出してまだまだ小さいけど確実に女性へと変化しているんだなと思った。
いずれは言われなくても一緒に寝ることも無くなればお風呂に入ることもなくなるんだろうな。
だったらまだ甘えさせてあげた方がいいのか。お父さんと一緒にいられなかった分を僕が補ってあげるなんて考えは思い上がりなのか。
そんなことを考えながら真由理さんが脱衣所から出たのを確認すると僕も湯船から上がった。
脱衣所では希ちゃんが頭に急速ドライタオルを巻きつけていた。
体は濡れて裸のまま。
「希ちゃん。早く体拭かないと夏風邪引いちゃうよ」
そう言って僕はタオルストッカーからバスタオルを引き出して希ちゃんの身体に巻きつけて、一緒に身支度を済ませた。
「今日は買い物に行けなかったから簡単な物になっちゃった」
用意されていた夕食は煮物や揚げ物が中心だったが僕の自炊に比べたら断然豪華だった。
そもそも一人暮らしで揚げ物なんて後片付けや使った油の酸化を考えると逆に高くつく。
ご飯だって炊きたてで湯気から甘い香りが立ち上る。
炊き立てのご飯と作ったばかりの味噌汁。それだけでも立派なご馳走だ。一人暮らしだとコレに納豆がつくと立派な一食になる。
それなのに暑い夏場でもこのメニューは口の中は唾液で一杯になる。
「修一君も沢山食べてくれるから作り甲斐があるわ」
僕等が大皿に盛られた揚げ物を銘々皿にとって頬張るのを優子さんも食べながら嬉しそうに言った。
食べる事を褒められてどこか恥ずかしかったけど美味しいご飯を食べるのに夢中になり、さらに恥ずかしくもご飯を3杯もおかわりしてしまった。
希ちゃんも僕と争って小さいお茶碗で2杯おかわりした。
真由理さんは普通のお茶碗で2杯おかわり。
これを数字にしたら1人何合食べたんだろう。
勢いで食べた事に罪悪感を感じながら炊飯器の釜を外して当番の僕は食器と一緒に洗った。

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