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幼馴染の母親に
官能リレー小説 - 人妻/熟女

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幼馴染の母親に 25

麦茶の美味さを噛み締めていると、希ちゃんが帰ってきた。夏休みの始まりでも顔もむき出しの手足も既に真っ黒に焼けていた。
何でも友達と公共プールに行くことになったので水着セットを取りに帰って来たとか。
「シューイチも一緒にプール行くぞ!」
「ごめんね。僕、家に帰ってやることがあるんだ」
忘れる前に親に書類を送らないと。
しかし、よかった。希ちゃんがSEXの途中で帰ってこなくて。
友達と遊びに行ったら夕方まで帰って来ないなんて考えていた自分の迂闊さを実感した。
こうして大人の知識を取り入れていくと自分が嫌な大人になりそうな怖さがあった。
麦茶に浮かんでいた氷を齧ると異様に熱くなった口の中を意識した。
「気をつけて行って来るんだよ」
僕は出発する希ちゃんと一緒に七瀬家を出ると門前で右と左に分かれた。
「プールか」
靴底から伝わってくるアスファルトの熱を意識すると焼けた砂浜を連想した。
そして優子さんの水着姿を想像する。
やっぱりワンピースタイプなのかな。優子さんならビキニもにあうだろうな。
真由理さんはどうだろう。最後に見た水着姿はスクール水着だったっけ。
母娘でナイスバディだから絶対目立つだろうけど希ちゃんの存在があればいい抑止力になるかな。
「海、行きたいな」
妄想に股間を膨らんだ股間を目立たないようにしながらそう呟いたとき、僕は自分の家の前にいた。
一日中家にいるヘビースモーカーなご近所さんの部屋からタバコの匂いが漂ってる。
部屋に入ると篭った熱気が僕を迎えた。
手洗い嗽を済ませて鞄を下ろすと書類を送る準備の前に学生手帳を取り出し、使用したコンドームの補充をした。
今度は倍の4枚を仕込むと手帳カバーを上からさすって異物で盛り上がり目立たないかを確認した。
もし、落として誰かに拾われたらどう思われるんだろう。
ただの色ボケした子供くらいにしか思われないのかな。
そんなことを考えながら今度はレポート用紙にアルバイト許可申請書についてサインを宜しくと書いて、アルバイト先(希望)の住所や仕事内容の写しを同封して封筒を閉じようとした。
そこでなんとなく、普段はメールでやり取りしてるけどレポート用紙で近況を書いてそれも入れた。
住所を書いて切手を貼ると封をした。
翌日、通学中にポストに投函する。
学校内は数日後の夏休みを目前にして既に休みモードに突入していた。
アルバイトの話や旅行の話。そして宿題の分担。
授業の終わりには各教科の課題を示されるとその度に教室には悲鳴染みた声が響いた。
そんな途中、用務員のおじさんが教室に訪れて先生と二言三言交わすと僕は呼ばれた。
何があったのか?祖父母の危篤なら授業が終わるまで待つだろうし。まさか両親に何か?
不安を隠しきれない僕の表情に用務員さんは言い難そうな顔で口を開いた。
「まずは落ち着いて聞いて欲しい」
そんな前置きをされると余計に不安になる。どうかズバリ言って欲しい。
余計な前置きがさらに続き僕の苛立ちが募ると
「実は君の家が火事で燃えてるんだ」
火事で凍ることはあるのか?
一瞬そう思った。
ともかく僕は一旦帰宅することになった。
どのくらいの規模なのかは教えられてないけど家に僕以外の家族がいないので自分の目で確認するしかない。
徒歩で通学できる範囲でも炎天下の通学路がとてつもなく長く感じたのは家が燃えてるかもしれないという不安からなのか。
でも、実際には家が燃えているということに実感を感じることができないでいたが、向かう方角に黒い煙が昇ってるのが見えたとき、ようやく僕の胸が不安で鼓動が早くなった。
近隣の家越しに炎が見え隠れし、アパートの前に止まる消防車が見える頃には
「ああ、これはもう住めないな」
と実感した。
野次馬の向こうでヘビースモーカーの隣人が頻りにお巡りさんに訴えていた。
「だからよ!買い物から帰って部屋のドア開けたら部屋ン中はもう、ぼぉ〜!燃えていてよ!」
道路封鎖しているお巡りさんに住人であることを伝えるとパトカーの所まで通してもらい、そこで状況の説明を受けてると物件を担当してる不動産屋が来た。
「だからよ!買い物から帰って部屋のドア開けたら部屋ン中はもう、ぼぉ〜!燃えていてよ!」
ヘビースモーカーの隣人が同じことを訴えてる。
火事の火種に心当たりがあるのか、まるで自分の与り知らないことをアピールしてる様でもあった。
不動産屋から渡された書類は賃貸損失保険の記入用紙だった。
そんなことより炎の向こうで黒い骨組みが見えるアパートを見つめながら今夜から何処で寝たらいいんだと途方に暮れてると携帯電話が鳴った。
画面を見ると優子さんの携帯からだった。
「もしもし?」
『修一さん。うしろうしろ!』
振り返ると携帯を掛けてる優子さんが立ち入り禁止テープの向こうで手を振っていた。

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