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昔の男
官能リレー小説 - 人妻/熟女

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昔の男 2

「幸せそうで何よりだ、牧野。俺は真琴が…体を悪くしてからは子供もできないとかで、あいつの実家が裕福であいつのアパートを俺が管理してるから
金には困らないけど…夫婦生活がないってのは辛いな」
榎本は遠くを見ながら言う。
「込み入った事情がったのね。いいのよ、親友といっても昔のことだから」
口ではそういうものの、しおりは内心喜んでいた。真琴とは親友でも彼女の方が顔と要領の良さでは勝ってたので、ジェラシーを抱いていた。
「牧野は旦那といつでもできるんだろ。俺は式やハネムーンの時もあいつが生理だってできなくて、結婚が決まって以降はほとんどご無沙汰だな」
「そうでもないわ、旦那のアレ…小さいのよ。おまけにあっちが不妊の原因だから、子作りも諦めたとかでセックスレスよ。家にもあまり帰ってこないし、休みにはいつもいないの」
「ヤリマンとしては厳しいな。あの頃でも余分に抜かれたし」
「せめて肉食系って言って」
「清楚ぶったって、目付きが完全に痴女だぞ」
しおりが人妻の例に漏れず旦那の愚痴が始めると、さきほど榎本に触らされた股間に熱い視線を浴びせる。
「だって満たされない日々なんだもの、それに…いつも榎本さんの事を思い出してオナってたの。ねえ、あの頃より胸だって大きくなったのよ。見たい?」
「見たがらない男はいないだろ」
榎本は誘惑されると、思わず苦笑いするが、互いに飢えてるのと語り合ったので断る理由もない。
しおりはかつて童貞を奪った先輩の手を引いてベッドルームへと誘う。


「シャワー…浴びてくるわね」
「じゃあ、俺も」
「あたなは…いいわよ」
「でも、胸が…」
「真琴なんかより大きいのは確実よ!黙って座ってられないの?」

しおりは榎本に怒鳴ると一人で寝室を出て階段を降りる。
まさか、下着が上下別でしかも色もデザインもおばさんっぽいままのを見せるわけに行かないし、脇毛やアンダーヘアも処理していなかった。
せっかく真琴の夫であり自分が先に跨って男にした榎本と再び寝れるチャンスを台無しにはできない。

「真琴のヤツ、貧血って…頻発月経だったのか。笑っちゃうな。ちゃんと治してから結婚すればいいのに。
でも、そうなったら私にこうやってチャンスも巡って来なかったじゃない。因果なものね。
カレったら、結局私のオマンコが忘れなかった」

彼女は一人で毒を吐きつつ、毛の手入れをしてとっておきの勝負下着を身につけて派手なメイクをする。
髪型も揺れる物体に無意識のうちに目を奪われる男の習性を計算してポニーテールにした。
脇と股間には甘い匂いの香水を一吹きして手と足の爪にチップネイルを貼り付け、最後に結婚指輪を外す。
見せるためだけの下着は葡萄色のほぼシースルーのキャミソールに同じ色のTバックで足元は派手でヒールの高いミュールを履き、再び榎本が待つ寝室を目指す。
階段を登るとブラをしていないので豊満なバストが揺れて先端がシルクの生地で擦れ、ミュールのヒールがやたら高いので内股とヒップが引き締まってTバックが食い込む。

「はぁん、隆志ぃ…お・ま・た・せ」
「なんか、すごい色気だな」
「もう若さだけで突っ走れないからね」
「名前で呼んでくるし、その気合の入った格好だから…もう場に飲まれそうだ」
「グチ言い合って、お酒飲んでてもこんな流れになるんなら…準備出来たほうがいいじゃない」
「相変わらず慣れてんな、さっきは怒ってったのに」
しおりは寝室に入ってくると、榎本の側まで接近してくる。
「思い出があるのに、イメージ壊したくなかったの」
「シャワー浴びたら胸見れると思ったのに、脱いでるのと変わらない姿だし…」
シースルーと食い込みの衣装をまとったしおりの肢体は全裸と変わらないぐらいつぶさに確認できた。
すがるような目線で榎本の手に触れて指を絡めてくるのを見ると、結婚指輪が外されてるのが分かる。
「今日は再会を祝して大人っぽいプレイしたいの。ボンデージ風もあるわよ」
「過激だな」
「最初にセックスを知ってから随分経つもの。隆志より早かったから」
「なんとなく、そんな気がしてた」
「今日はリードさせて」
それとなく榎本を立たせると、そのまましおりはキスし、彼の服を脱がせると再びベッドに寝かせた。

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