PiPi's World 投稿小説

町のヒーロー
官能リレー小説 - アブノーマル

の最初へ
 1
 3
の最後へ

町のヒーロー 3


「出たなレックス!お前たち殺っちまえ!!」
「「「オー!!」」」

女怪人の命令と共にスク水戦闘員達が、レックスに襲いかかる。
スク水戦闘員達は手足の武器を、レックスに向けると一斉射撃を行う。
無数の銃弾がレックスに降り注ぎ、瞬く間にレックスの居た場所は、爆発の煙と砂埃で見えなくなる。

「ふん、レックスも大した事ないな!」
「私らも意外とイケるんじゃね?」

圧倒的な攻撃に勝利を確信した、スク水戦闘員達は雑談を始め出す。
普通の者ならまず助からない攻撃の、全弾命中に気が緩んでいた。
次第に砂煙が薄れていく。

「どれどれアイツの死体はどうなってるかな?」
「バラバラになってんじゃないのかな……って、あれ!?」
「居ねえ!欠片も残らないって事はないはずどこ行った!」

レックスが居た場所には、爆発の跡しか残っておらず、彼の死体はおろか衣服の破片すらなかった。

「どこだ!どこ行ったレックス!」
「出て来いレックス!」
「……俺はここだ」

必死に探すスク水戦闘員の背後にレックスは居た。

「「何!?」」
「フン…!」

レックスは両手に、レックスソードを出現させると、背後からスク水戦闘員AとBの股間に、レックスソードを突き立てた。
強化繊維で作られたスク水を、容易く切り裂きレックスソードはその下の、女の部分へと斬り込んでいく。

「ひぎぃい!」
「ひぐぅう!」

突然性器にレックスソードを、突き立てられたスク水戦闘員A、Bが苦悶の声を上げる。
だが、レックスは手を止めず、更にレックスソードを押し込む。

「おぐぅグゥう!」
「うがガァああぁ!」

スク水戦闘員の口の中から、レックスソードの光が漏れ出してくる。
ピクピクと痙攣する戦闘員の股間から、チョロチョロと水が流れ出る。
レックスが最後の一押しをすると、レックスソードの先端は、完全に口の中から飛び出した。
哀れ串刺しとなったスク水戦闘員は、白目を向き絶命する。
レックスがレックスソードから手を離すと、支えを失ったスク水戦闘員は、前方へと倒れた。
二人の戦闘員を倒したレックスが、残りの戦闘員に睨みを利かす。
仲間の悲惨な最後を、目の当たりにしたスク水戦闘員達は、レックスと視線が合った瞬間、失禁した。

「なに漏らしてやがる屑共がっ!!」

「おぎょおォオォォッ!!?」

戦闘員の惨め姿に痺れを切らした女幹部は、戦闘員の一人を触手から放ったレーザーで焼き殺してしまう。

「テメェ等、私は帰るからレックスを絶対に始末しろ良いな…」

幹部はすさまじい勢いで公園から撤退し戦闘員とレックス、被害者だけが残った。

「…チッ!逃げたか。追跡は……無理か」
「クソ!アイツあたし等に押し付けて逃げやがったぞ!」
「怪人が真っ先に逃げるとか、有り得ないだろ!」

残されたスク水戦闘員達が愚痴を漏らし出す。

「私らだけでアレに勝てる分け、ないじゃないか!」
「でも、このまま逃げ帰っても、ソイツみたいに粛正だぞ」
「チクショウ!死ねレックス!!」

絶対的力の差を前にしても、突撃以外の選択肢が無い、悲しき戦闘員の性。
スク水戦闘員達は再び武器を構え、レックスに襲いかかった。

「無駄だ」
「…!!」
「グゲッ!」

飛びかかった戦闘員二人が、瞬時にレックスアローで、胸を撃ち抜かれ絶命する。

SNSでこの小説を紹介

アブノーマルの他のリレー小説

こちらから小説を探す