スワッピング ハイスクール 8
「もうすぐ優子も戻るだろうから、まずはオレ達の部屋の案内をしよう」
剛がそう言い恵太と美香を案内し始める。
「ここがリビングで奥にあるのが各世帯の個室。向かって右からオレ達佐伯家の部屋、君達鈴木家の部屋、敬太くんと亜美ちゃんの三田家の部屋になる。」
個室は全部屋同じ造りで家具や家電も備え付けになっている。ちなみにベッドはキングサイズの物が一つあるのみで照明もムーディーな状態に出来たりと何かとその気にさせるものになっている。
「で、ここがキッチン食堂もあるけど自炊が基本。登板制で全員のを作るから美香ちゃんの手料理も楽しみにしてるよ」
ちなみに、学生夫婦には国から金銭面の補助があり、食材の補充は自分達でする。
「ここがトイレ」
ベビーベッドも備え付けられた多目的トイレが2室並んでる。
「外に共用のもあるから長居しても平気だから」
亜美のフォローの真意は今の恵太にはわからなかったが近いうちにわかるだろう。
恵太は“部屋にトイレ2つは多いのでは”と一瞬思ったが、3家族9人…部屋によってはきっともっと多く…メンバーがいるのだからちょうどいいのかもしれない、と納得した。
「あと、この寮って家族専用なんでしたっけ?独身者とかはどうしているのですか?」
恵太は訊いた。
「何でそんなことを聞くの?」
「いえ…何となく…」
中学では、独身者は実家から通っていたから寮は家族専用だった。
高校は広範囲から集まっているので、独身者でも実家を出てきている人がいるはずだ、と恵太は思った。
「ただいま」
まだ歩かない赤ちゃんを抱えて、優子が戻ってきた。
「じゃあ、その話は風呂で」
トイレの隣は脱衣所になっていて、その奥に10人ぐらいで入れる風呂になっている。
ちなみに共用の大浴場もある。
「じゃあ、寮の説明だ。ここは同級生同士の学生夫婦の寮で独身者や年齢に差のある夫婦は別の寮がある。」
剛の説明はしばらく続く、簡単にまとめると。
独身者は独身者様の寮があって男女とも同じ寮で生活してる。
婚活という大義名分でヤリまくりらしい。
あとは、年齢差のある夫婦様の寮で基本的にどちらかが社会人になった時点で寮からは出るらしい。
剛の説明も終り湯船でくつろいでいると、優子と亜美が美香に何か話をしているのに気づく。
「美香ちゃんは下の毛は処理してないのね?」
「恵太くんの趣味?」
恵太は余裕が無く何も気がつかなかったが優子も亜美もキレイに手入れされたパイパンだ。
「そう言う訳では無いですけど…」
美香が答える。
「ならお手入れしないと、女のコのマナーよ」
美香は、これまで同年代の女子とそこを見せ合うような機会は、修学旅行とかくらいしかなかった。
中学の寮の風呂も大浴場に入っていたわけではなかった。
そのため、そこの毛のことを意識したことがなかった。
「それは…あまり考えたことが、なかったです。あまり見せるものではないし…旦那以外には…」
「アタシも、思い返せば、高校に入ってから意識したかな」
亜美はそこをさすりながら言った。
「あの…優子先輩、亜美先輩、お尋ねしてよろしいでしょうか?」
美香は、背筋を伸ばして、改まって、そう言った。
「どうしたの?」
「先輩方の、そこは、どのように…お手入れ…なさったのですか?カミソリとか、電気シェーバーで…そこまで、ええと、キレイに、なるものなのでしょうか?…やはり、脱毛とか…なされたのですか?」
恵太はちょっとびっくりした。全然そんなことに気を使っていなかったと思っていた美香が、一応の手段の知識は持っていたんだ、ということに。
「大事な場所だからプロの人にしてもらったわ、でもその場合も剃ってくるように言われるのよ。だから剃っちゃいましょ」
「はい…」
優子の言葉に美香は頷く。
「それじゃ、美香ちゃんの剃毛式開催〜」
「え?今ここでですか??」
「そうよ、せっかくなんだからみんなで綺麗にしてあげるからね」
亜美が道具を手にニッコリ笑う。
「お願いします」
ここまで来たら覚悟を決めるしか無い、美香は優子に身を任せる事にした。
「うーん、美香ちゃんは中々の剛毛ね〜」
美香をM字開脚で座らせると無秩序に伸びた陰毛をハサミで切りそろえていく。
なんでも長いままいきなり剃ろうとすると絡み付いて時間がかかるらしい。
ジョキジョキ。音に合わせ美香の陰毛が床に落ちる。
「亜美ちゃんクリーム」
優子は亜美からシェービングクリームを受け取ると美香の股間に塗り広げていく。
「最初は旦那さんがしてあげてね」
恵太は優子からT字型の髭剃りを渡される。