スワッピング ハイスクール 162
「恵ちゃんはあの子、智香の初めての子って会ったことあったっけ?」
「うん、あるよ。可愛かったね、ほんとにハーフっぽくて…その父親って今でもこの国にいるのかな?」
「いるんじゃない?母国よりここにいた期間のほうが長い、みたいなこと言ってたし」
「ねえ、そのクラブの名前覚えている?」
「覚えているけど・・・?どうしたの?」
「そのクラブのホームページがあれば、在籍しているかが解るのでは?」
「あっ、そうだね。ちょっと見てみるね」
美香は、端末を開けると、早速クラブの名前を入力をした。
「…いない。まあ、私たちが小六のときの二十歳だから、さすがにもう枯れちゃってるかな。あそこ子作りメインのクラブだったから、ロミオあたりで最年長だった」
「そうだ、二十歳って言ってたよね」
「もっと、ただセックスを楽しむだけのような店にいるかもしれないな。今度智香に会ったら聞いてみる。連絡先知ってるかも」
美香はふと時計を見て、もう十二時過ぎだと気づいた。もう遅いんだ、ということを言って三人はベッドに戻り、朝まで眠った。
朝6時。一番最初に美香が目を覚ますと、裸のままで台所に行き、5人分の朝食と1人分のミルクの用意を始めた。
ミルクを用意していると、レイナが台所にやって来た。
「美香お姉さん、おはようございます。あっ、リョウのミルクを用意して貰ってたのですか?」
「レイナちゃん、おはよう。そうだよ、リョウ君のミルクを用意してたのよ。」
「ありがとうございます。それじゃあ、用意出来たら、リョウの所に持って行きますね。」
「うん、お願いね。」
美香はミルクの用意が終わると、レイナに渡してから、朝食用意を始めた。