PiPi's World 投稿小説

スワッピング ハイスクール
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

の最初へ
 66
 68
の最後へ

スワッピング ハイスクール 68


入り口のゲートで端末をかざし中に入ると先ず更衣室に案内され、衛生のため来ていた服を全て脱いで裸になる。
「なんだか、恥ずかしいね」
非日常的な空間で全裸になることに美香は恥ずかしさを感じる。
「美香も恥ずかしいとかあるんだ」
恵太は美香をからかうと順路に従い奥へ進んでいくと次に待ち構えていたのは滅菌用の液体のシャワーでそれを浴びると今度はエアーシャワーで乾燥する。
「終わりみたいだね」
次の部屋には白衣と頭巾にマスクが準備されていた。着替えを済ませて奥に進むと開けた空間に出る。
壁一面に並ぶ人工子宮、成長過程が観察できるように透明で見ようによってはかなり不気味だ。
それでも、自分の子供が入る場所だということもあり美香は真剣な眼差しで見学している。
「恵ちゃんもしっかり見学しないとダメだよ?恵ちゃんザーメン濃いし多いから多分もう誰か妊娠させてるはずだし」
美香は当たり前のようにそう言った。
恵太もここ最近は意識が変わり、中出しする時は『孕ませる』と強く意識するようになった。
やはり、気持ちというのは大事な物で女子からも評判がいい。

「そうだね」

恵太は周囲を見回すと、実際に使用されている人工子宮は1/3程度しか無いことに気が付き、まだ期待されているほどの成果が出て無いことを感じる。

「美香、これからもたくさん子供を産んでくれよ。正直、さっき剛さんの子供だって聞いたときに悔しさもあったけど、スゴい興奮したんだ。」

「恵ちゃんならそう言うかもって思ってたよ…わたしも、剛さんにいろいろ教えられてるうちに剛さんの赤ちゃん欲しいって思っちゃったんだ…でも、恵ちゃんが嫌いとかってことじゃ無いよ」

「わかってるよ、俺だって、美香を妊娠させたい、でも同じぐらい美香が俺以外の誰かに妊娠させられるのを見たいって思ってしまうんだ。」

恵太は自分の歪んだ願望を美香に打ち明けた。


「恵ちゃんの変態…わたしも恵ちゃんがたくさん孕ませるの見たいからお互い頑張ろうね」

夫婦と言うのは似るのか、もともと隠し持つもていた性癖が引きあったのかはわからないがお互い生粋の変態なのだろう。新たな目標をもって生活することをお互い誓い合った。


 人工子宮には、番号だけが表示されている。どの胎児が自分達のものなのか、親だけに(この場合は美香と剛に)その番号が知らされる、と説明を受けていた。
 「恵ちゃんにも、番号教えるから、たまに見に来て」
「う…ん」

 恵太は、美香は剛と見に来るのだろうなあ、と思った。

 後ろを、白衣で身を包んだ二人の係員が通った。
 係員は、並んでいるカプセルの中でも、一番、新生児に近い姿の子が入っているところで立ち止まり、一人が何か操作し始めた。
 「これから、別室で人工羊水を抜いて、そのあと、この子の最初の呼吸、オギャア、なんですよ。それが誕生です」

 その、目だけが出ている係員は、美香の、質問したそうな雰囲気を察したのか、そのように説明したあと、こう付け加えた。

「誕生の瞬間は、親御さんだけが、ご覧いただけます」
        
 「あの、赤ちゃんの母親の夫は、見られないのですか?」

 恵太は、後ろから手を挙げて、そのように尋ねた。     

SNSでこの小説を紹介

寝とり/寝取られの他のリレー小説

こちらから小説を探す