スワッピング ハイスクール 45
こういうムーディーな場所でのデートはお互いあまり経験が少なかったりする。
今の世の中、ホテル=ほぼラブホだったりするのでこの時間になると屋上カフェを利用する人などおらず、今は剛と美香だけの貸切状態。
「美香…」
剛は美香の肩を引き寄せキスをする。
「剛さん…」
セックスの最中にするキスとは違う包容力を感じる優しいキスに美香の心に淡い感情が芽生える。
しかし、剛には優子がいるし自分にも恵太がいる。美香はいっときの気の迷いだと言い聞かせる。
その頃、一戦終えた恵太がメールに気づき、部屋の場所のメールを返信する。
「はぁ、恵太さんのスゴイ量…」
経験豊富なたまきだが、恵太の射精量には驚きを隠せないでいた。
そして、事後の余韻に浸っていると、剛と美香が部屋に入って来る。
「遅くなりました」
剛は先輩であるたまきに挨拶する。
「イイわよ、わざと遅れてきてくれたんでしょ」
たまきはそう言うとさらに。
「恵太くんスゴいわね。テクは荒削りだけど持ってるモノが違うわ、剛くんもイロイロ面倒みてあげてるみたいだし大事にしてあげてね」
と剛に言う。
「お待たせしました」
美香もたまきに挨拶する。
「美香ちゃん、ありがとね。恵太くんスゴいから嫉妬しちゃうわ」
「そう言ってもらえると私も嬉しいです。折角ですし、恵美の弟か妹が出来ると嬉しいです」
「そうね、そのためにも恵太くんにたくさんガンバってもらわないとね」
「恵ちゃん、私のエッチ見ると興奮しちゃうところあるんで私も頑張ります」
「ふふ、ありがと」
たまきと美香のやり取りを見ていた恵太、「あっ」美香の格好がいつもと違うのに気づく。
「剛さん、こういう格好の娘が好きなんですって」
美香の説明に恵太は興奮する。
「なっ?効果あっただろ。」
剛は素直に反応を示した恵太のモノを指差して美香に言った。
「ホント、恵ちゃん分かり易すぎだよ」
そんな恵太に美香は少し呆れながらも、自分に興味を示してくれることが嬉しくも思った。
「食事にしますか?シャワーとか浴びますか?それとも、すぐに、始めますか?」
たまきがゆったりと言った。
「どうします?剛さん」
「うーん、シャワー浴びたいかな」
剛はたまきのほうを向いた。
「たまきさん、シャワー浴びてよろしいですか?」
「私たちもシャワー浴びるところだから、せっかくだから4人で浴びる?」