スワッピング ハイスクール 137
美香は指を自らに深く挿れてその時の感覚に近づいていた。
「だから、レイナちゃんも、一回目でイカなくても心配とかがっかりとか、しないで」
「はい!」
「ああぁ、また、イクうぅぅ…!」
隣の部屋からは真琴の叫びに近い声が聞こえるが、恵太の声は聞こえない。
「美香お姉さん、真琴さんの声は聞こえるのですが、恵太お兄さんの声が聞こえないです・・・」
恵太の心配を始めたレイナの姿を見た美香は、自分のアソコから指を抜くと、タオルで指とアソコを拭いてから隣の部屋を覗きに行った。
美香が恵太と真琴の居る部屋を覗くと、恵太の上でぐったり倒れている真琴を見た。
「大丈夫ですか?」
「アタシは大丈夫。でも、恵太君、疲れてるのに三回も、ごめんね」
真琴はそう言ってゆっくりと起き上がった。恵太はなお目を閉じている。
「恵太君、大丈夫?」
真琴が恵太の頬を撫でるも反応がない。
美香が恵太に近づく。
「息は大丈夫そう。タオルケットかけてしばらく休ませましょう」
美香は恵太にタオルケットをかけると、真琴と一緒にレイナの居る隣の部屋に移動した。
「美香お姉さん、恵太お兄さん大丈夫ですか?」
レイナは恵太のことを心配して、美香が真琴と一緒に部屋に戻って来たところで質問した。
「レイナちゃん、大丈夫だよ。ちょっと疲れ過ぎて眠っているだけだからね。明日の朝まで寝かしてあげましょう」
「はい」
レイナは、美香の話を聞いて少し安心した。
美香とレイナが話して居る頃、真琴のお腹の中では、恵太の精子が真琴の左右の卵巣から排卵した2個の卵子に群がり、それぞれの卵子が受精をした。
美香が携帯端末が振動するのに気づいて開くと、哲司から
「イベントでJSふたりと友達になった」
とメッセージが入っていた。
よかったね、的なメッセージを返した。
その晩、レイナは恵太とベッドに入った。恵太は気づかずに寝ているので特に何もないが、これからはしばしばレイナが恵太と一緒に寝る、最初の夜になった。
翌朝。
恵太が教室に入ると早速女子数人に取り囲まれる。
「鈴木くん、すごいじゃん、ねえ、あたしにも」