スワッピング ハイスクール 112
その雰囲気で、恵太は芽衣の中に子種を供給していった。
「ママ〜おなかすいた〜」
恵美の声だ。
美香はふと掛け時計を見た。もう、昼はまわっている。
さすがに剛と優子は出かけるとき、レイナとリュウが困らないように対応して行ったか、恵美にごはんを出す人がいなかった。
「そういえば、アタシ達もおなか空いたね」
亜美もお腹に手を当てながら言った。
「それじゃあ、わたしがお昼の準備をして来ますね」
美香は、カーテンから離れると、クローゼットの中にある引き出しからショーツと生理用ナプキンを取り出すと、哲司の精子が漏れても大丈夫のようにするため、ショーツにナプキンを付けて、それを履いてから部屋を出た。
お腹が空いたことを思い出して、みなカーテンから出てきてちょっとまったり過ごした。
食事は、買い置きがあったこともあり美香は割とすぐに出してきた。
皆、服を着るでもなく、恵美もパンティー一枚で、昼食にする。
「同学年夫婦寮の食事って、普段どうしているの?」
「当番制なんだけど、いつもみんないるわけじゃないから臨機応変に。独身寮は?」
「うーん、各自って感じかな」
「いつでも結婚が出来るように、それぞれで練習をしないとね」
「そうなんだ。それは頑張らないとね」
「うん、頑張るよ」
「それより文香さん、味の方は大丈夫?」
美香は、つわりで少し辛そうにしている文香の心配をした。
「アタシ、ごはんは大丈夫…うっ…」
「無理しないで」
文香は、トイレに駆け込んだ。
「ちょっと文香無理させちゃってるかなあ」
「うん…ちょっと申し訳ないかも」
泉美と芽衣が顔を見合わせてそういう。
そして、文香が戻ってきて、泉美と芽衣は、食事が終わったら帰ろうか、と言った。
「泉美と芽衣は、まだいた方がいいよ!」