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とある勇者っぽい一行…
官能リレー小説 - ハーレム

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とある勇者っぽい一行… 1

中世ヨーロッパ…とゆうかファンタジーな世界のとある道
様々な職業が集まった一行がいた

一人は諸刃の大剣と大盾を背負った青年…顔立ちは整っており格好良いとも言える、一行の中でただ一人の男だが実に馴染んでいる
一人はローブを纏い杖を携えた少女…常に青年の方を気にかけており幼馴染みの様な雰囲気が二人の間に流れている
一人は袴に刀をはいた黒髪の少女…人種が異なるのか、顔立ちは涼しげでスッキリと目鼻がとおっている
最後の一人は、白衣に錫杖を持った少女…のんびりとした雰囲気を纏い、少し遅れてあとに着いて行ってる

「しばらくは街も無いみたいだし、今日も野営になりそうだな」
「それじゃあ昨日捕った兎の残りでスープ作るね」
「私も手伝いますね…まだまだ未熟ですが頑張ります」
「じゃあ…私は……ハーブ採ってくる…」
「俺も着いてくよ」

楽しそうな会話が続くなか、突然茂みから熊のようなモンスターが飛び出してきた
「っう…全員構えろ!」
青年は叫ぶと大剣を構え、盾を掲げた
「妖が…斬り捨てる!」
異国の少女は白刃を構え、敵を睨んだ
「うん!前は頼んだよ」
ローブの少女は杖を構え、火球を生み出す
「……みんなは…護ります」
白衣の少女も錫杖に清らかな光を纏わす

モンスターの一撃は盾に防がれて、身体は火球に焼かれ斬り裂かれていく。盾以外を攻撃しても蒼白き膜に防がれ頭を割られてしまった。

「はぁっはぁ……馬鹿力だったな」
「ですが弱い…」
「あっけなかったね」
「……[ヒール]…」
暖かな光に疲れが拭い去ってゆく
「レトラ、もういいよ」
と〔ヒール〕をかけてくれている白衣の少女に男は言った。
「え?でも?」
「それ以上やると胸が痛くなってくるだろ?」
「え?あ?まぁ……」
と言って俯く白衣の少女。

「アレス〜私、胸が痛くなってきた〜」
と男に言うローブの少女。
「やれやれ、ファイヤボール(火球)の術なんて使うからだろ、フレアアロー(火の矢)かフレアランス(火の槍程度で良かったのに」
この世界は魔力(マナ)に満ちている。
この魔力を人間は取り込み魔法を行使する。
この世界の魔法は大きく分けて3種。
回復を主とする白魔法。
攻撃を主とする黒魔法。
そして、異界の生命を呼び出す召喚魔法。
白衣の少女(レトラ)は白魔術師。
ローブの少女(リン)は黒魔術師だ。
そして袴の少女(サオリ)は召喚師だ。
だがサオリは召喚魔法は戦闘では殆ど使わず
刀と小太刀で戦う。
もう一つ魔法とは異なる体系の術がある。

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